足の裏の水ぶくれを潰すのはいいの?その後が痛いけどどうするのが正しい処置の仕方なの?

目安時間:約 5分

いつの間にかできてしまった足の裏の水ぶくれ、歩くたびに痛い思いをするのではつらいものです。

潰しても、潰さなくても痛い、ではどうしたら早く治るのか、と悩んでしまう人もいるかと思います。

正しい処置の仕方はどうしたらいいのでしょうか。

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足の裏の水ぶくれを潰すのはいいの?

慣れない靴による靴擦れや、マラソンやランニングをしたりして、足の裏が強い刺激を受け皮膚が傷つくと、傷を治すために水ぶくれができます。

歩くたびに刺激になるので、水ぶくれができると、とても痛い思いをします。

その痛みを我慢しているうちに潰れてしまったり、違和感や痛みを軽減しようと自ら潰してしまったりして、結局、絆創膏をはって自然に治るのを待つ、という人も少なくないのではないでしょうか。

基本的に、外からの刺激を受けてできた水ぶくれは、潰さないほうが治りは早いと言われていますがどうしても気になってしまったり、

足の裏の場合、いつの間にか潰れてさらに痛い思いをするリスクを考えると、自然治癒を待つだけ、というわけにはいきません。

そこでお勧めなのは、足裏を石鹸などで洗い、熱消毒をした針やピンで、できるだけ清潔に小さな穴を開けて水ぶくれを潰すことです。

出てきた水分はふき取って、ばい菌が入らないように絆創膏やガーゼで傷口を保護すれば、痛みや違和感は、ほとんど無くなるでしょう。

足の裏には想像以上にばい菌がたくさんいます。

清潔を心がけ、絆創膏やガーゼは毎日交換するようにしましょう。

足の裏の水ぶくれを潰した後痛いけどどうしたらいい?

水ぶくれを潰した後、チクチクとした痛みやズキズキとした痛みがある場合、保護していた皮膚が破けていたり、水ぶくれを潰したところの穴が大きくて外的刺激を受けやすくなっている可能性が考えられます。

水ぶくれに穴を開けたところには、ワセリンや軟膏を塗ってから絆創膏やガーゼで保護すると、痛みや違和感を緩和できますし、絆創膏の取替え時に皮膚を破く恐れも少なくなります。

また、皮膚が破れてしまっていて、皮膚で傷を保護できなくなってしまっている場合には、湿潤療法が良いでしょう。

痛みは外的刺激のほか、傷口が乾燥することで生じることがあります。

傷口を清潔に保ち、体液を保持してかさぶたを作らないようにすると、痛みも緩和され、傷口もはやく治ります。

通常の絆創膏よりも、この湿潤療法の考え方に基づいたキズパワーパッド使用すると、より痛みは緩和できます。

絆創膏もキズパワーパッドも、剥がれてしまうと外的刺激によって痛みが出るので、剥がれないように気をつけて生活しましょう。

普段履く靴でも、水ぶくれができた部分をなるべく刺激しないように気をつけることで、治りやすくなります。

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足の裏の水ぶくれの正しい対処の仕方は?

結論として、足の裏に水ぶくれができた場合は、気がついたときに、清潔な状態にして小さな穴を開けて、中の水分を出すようにしましょう。

このとき、爪をつかって穴をあけてはいけません。

爪にはばい菌が潜んでいる可能性が高く、傷口にばい菌が入ると、化膿してしまう可能性があります。

穴を開けるときには、裁縫用の針や安全ピンなどを利用して、火で炙って熱消毒したものを使いましょう。

穴を開ける前に、足の裏を良く泡立てた石鹸で洗い、清潔な状態にします。

そうすることで、できるだけ清潔な状態で水ぶくれを潰すことができます。

水ぶくれを潰した後も痛いようであれば、ばい菌が入らないよう傷口を保護しつつ痛みを軽減できるキズパワーパッドのようなものを使用して、刺激を受けないようにしましょう。

治るまで、なるべく清潔な状態を保つため、傷口の保護に使用した絆創膏やガーゼなどは適宜取り替えるようにしましょう。

外的刺激によってできた水ぶくれであれば、上記のとおりの対処で大丈夫ですが、その他、水虫やウィルスに感染した場合にも水ぶくれができることがあります。

この場合は、足裏だけでなく他の部位にも水ぶくれができる場合が多いので、早期治療のために医療機関を受診して医師の指示を受けるようにしましょう。


足の裏の水ぶくれ、できないことが一番ですが、もしできてしまっても正しく対処することで痛みや違和感を軽減できます。

足の裏には想像以上にたくさんのばい菌がいます。

正しいケアで早く治しましょう。

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