皆さんは、はやり目という病気をご存知ですか?
知らない・名前だけは知っている・どんな病気かも知ってるなど、人によって様々だと思います。
今回は、はやり目になった時の対処法を中心に説明していきます。
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先ずは、はやり目の説明をします。
はやり目(流行性角結膜炎)は、アデノウイルスの感染が原因で引き起こされる病気です。
アデノウィルスに感染すると、5日~2週間程度の潜伏期間の後、涙が出たり光を眩しく感じたりする症状が現れてきます。
そして、まぶたが腫れたり結膜に充血が見られる様になったり、角膜に点状の濁りが見られる事があります。
耳の前にあるリンパ節が腫れたり痛みが出たり、目以外にも特徴的な症状が見られる事もあります。
夏に発症する事が多く、幅広い年齢で罹る病気です。
はやり目になった時に、会社がどの様に対応してくれるかは会社によって違います。
何故なら、学校の出席停止を定めている学校保健安全法の様な法律が、会社には無いからです。
なので、医者がOKを出しても会社がNGを出す事も、その逆も考えられます。
もし休む事になった場合は、有給を利用しましょう。
長くても3週間もあれば完治すると言われています。
必要に応じて、診断書を書いてもらう事も頭に入れておきましょう。
はやり目は感染する病気なので普通は完治するまで会社を休めますが、業務の状況などによってはどうしても出勤しなければならない場合もあるでしょう。
そうなった時は、特に以下の事に注意しましょう。
・目を擦らない。
・自分の持ちものに触らない様に、周りに忠告する。
・頻繁に手を洗う。
・会社の共用物やドアノブなどは、触った後に消毒をする。
はやり目は触れたものを介して他人に移る病気なので、自分が触れるものに極力注意する様にしましょう。
水を介しても移るので、大浴場は控えましょう。
また、片方の目しか症状が出ていない時は、もう片方の目に移りやすいので洗顔の時も気を付けましょう。
はやり目は、風邪と同じで原因であるウイルス自体を殺す事は出来ません。
しかし、目薬を使用して悪化を防いでいれば基本的には治ります。
はやり目で処方される目薬は、以下の様な目的があるのが一般的です。
・抗菌目薬⇒傷付いた目の表面からの二次感染を防ぐ為
・弱いステロイド目薬⇒炎症を抑えて重症化を防ぐ為
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結論から言うと、眼帯は不要です。
眼帯を装着していれば感染した側の目を触る事は無いので、感染を広げる事を予防出来ます。
ですが、大きなデメリットが3つもあるのです。
①距離感や立体感が無くなる
人間は、両目を使って立体感や距離感を感じ取っています。
眼帯で片方の目が塞がれると、それらの感覚が薄れてしまいます。
②弱視・視力低下に繋がる可能性がある
これは5歳以下の子どもの場合の話ですが、眼帯を長時間装着していると片方の目だけに負担が掛かってしまうので、そちらの目の視力が落ちる事に繋がります。
また、弱視※になる可能性まであります。
※弱視:矯正しても視力が上がらない状態の眼の事。
③眼帯の中で菌が繁殖する
眼帯を装着すると、目にガーゼが当たります。
そのガーゼの衛生管理が悪いとガーゼが殺菌だらけになってしまい、二次感染のリスクを助長させます。
どうしても眼帯を装着しなければならない場合は、滅菌ガーゼを使用したり小まめに取り替えて清潔にする事などを心掛けてください。
如何でしたか?
はやり目になってしまった時は、早急に正しい対処をして、周りに移さないで完治させたいですね。
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