耳垂れがすごい赤ちゃんの対処の仕方は?もしかしたら中耳炎かも!病院に連れていくなら何科?

目安時間:約 7分

赤ちゃんはよく耳垂れを起こします。

耳垂れとは、耳の周りにカサカサした黄色い垢のようなものがついていたりドロッとした黄色や白っぽい液体が垂れていたりする状態のことを指します。

何かの病気かもしれない・・・と考えると、不安ですよね。

耳垂れが起こっているとき、赤ちゃんは何かしらの病気にかかっているのでしょうか?

おうちでできる対策はないのでしょうか?

ご説明してまいりましょう!

スポンサーリンク

耳垂れがすごい赤ちゃんの対処の仕方は?

赤ちゃんの耳垂れ、どう対処すればいいのでしょうか。

まずは、赤ちゃんの耳垂れの原因を探っていきましょう。

大きく分けて、環境によって引き起こされるケースと病気によって引き起こされるケースの2つ要因があると言われています。

簡単な見分け方としては、赤ちゃんの機嫌がよく、黄色いカサカサした垢のようなものがついている場合は、環境や赤ちゃんの体質によって、黄色や白っぽい液体が垂れていて耳から異臭がして、赤ちゃんの機嫌が悪く耳を気にしている素振りをしている場合は、病気によって引き起こされている可能性があります。

病気の可能性が考えられる場合は、医療機関を受診する方がいいと思います。

環境によって起こる耳垂れは、涙や母乳、よだれが耳まで流れていることで起こること、赤ちゃんに向き癖があり同じ方向ばかりに首を向けるためどちらか片方の耳が蒸れやすくなって起こること、お母さんのおなかにいた頃の用水が残っていてそれが耳から垂れてきて起こることなどがあります。

特に問題はないと言われていますが、きれいにしてあげたいですよね。

自宅でのケアで大切なことは、清潔を保つことです。

きれいなガーゼや綿棒でやさしく拭き取ってあげましょう。

沐浴の際に水が耳に入っても大丈夫ですよ^^

バスタオルでやさしくぬぐってあげましょう。

気をつけるポイントとしては、強くこすったり耳の奥まで綿棒を突っ込んだりしないこと。

赤ちゃんの皮膚はデリケートなので、ケアしているつもりが皮膚を傷つけてしまっていることも考えられます。

やさしく拭き取るイメージで、ケアしてあげてくださいね^^

耳垂れの赤ちゃんは中耳炎になりやすくなるの?

環境要因のため起こる耳垂れもありますが、病気によって耳垂れが起こることもあります。

予想できる病気としては、中耳炎が思いつくと思いますが、この耳垂れが病気によるものなのかを判断するにはどうすればいいのでしょうか?

まずは、赤ちゃんの様子をよく観察しましょう。

機嫌がいいか悪いか、夜泣きの回数が増えていないか、安眠できていないか、母乳をなかなか飲まないか、耳を気にしていないかなど、しっかり観察してください。

これらに当てはまると中耳炎などの病気の可能性が高いので、耳鼻咽喉科か小児科を受診しましょう。

赤ちゃんの身体の構造上、鼻と耳をつなぐ耳管という管は短く、細菌が侵入しやすいつくりとなっており、中耳炎になりやすい環境であると言えます。

中耳炎が要因となって起こる耳垂れは、病院で治療し完治することが可能です。

慢性化させないためにも、中耳炎かもしれないと思ったときは、すぐに医療機関へ連れて行ってあげてくださいね。

中耳炎のときの自宅でのケアについては、処方された薬をきちんと服用すること、そしてお風呂上りに耳垂れが頻繁に起こるので、耳の周りを清潔に保つためにやさしく拭き取ってあげることが大切です。

スポンサーリンク

耳垂れで赤ちゃんを連れていく病院は何科にいけばいい?

耳垂れが気になるので病院へ行こうとしたけれど、どの診療科を受診すればいいのかわからないという親御さんも多いかと思います。

診療科のお話をする前に、受診のタイミングについてお話したいと思います。

耳垂れの要因は、先述したとおり、環境によるものと病気によるものの2つありますが、環境によるものは自然に起きて自然と治ることがほとんどで、医療機関へ行くほどでもないということもあるようです。

ただ、病気が要因となっていれば、早く治してあげたいですよね。

病気が慢性化しても嫌だし、何しろ赤ちゃんがつらいのは見たくありません。

早く治してあげたいと思うばかりですよね。

受診のタイミング的には、赤ちゃんの機嫌と耳を気にする様子が見られたときに行くのがいいと思います。

赤ちゃんは自分の言葉で「しんどい」とか「病院へ連れてって」など言うことができませんよね。

私たち親が気付いてあげるしかありません。

気付くには、赤ちゃんの様子をしっかり観察すること。

これがとっても重要なことなんですね。

他にも、よく泣く、首を頻繁に振る、母乳の飲みが悪くなったなどの様子が見られるときも、病院に行く目安となるでしょう。

さて、どの診療科を受ければいいのかという問題がここで生じます。

答えは、耳鼻咽喉科、もしくは小児科です。

耳鼻咽喉科は、耳・鼻・喉の疾患に対するスペシャリストが揃う場です。

中耳炎などの病気を診てもらうだけでなく、耳垂れの相談にも乗ってくれると思いますので、気になる場合はお気軽にご相談くださいね^^

小児科も、名前のとおり、お子さんの病気をオールマイティに診ることができるので、耳の疾患と併せて、おなかや呼吸の様子などの他の症状などもチェックしてもらえますよ。

どっちの方がいいんだろう?と迷う方もいるかと思いますが、あまり気にしすぎないで、受診してみてはいかがでしょうか。

耳鼻咽喉科にしても小児科にしても、しっかりと赤ちゃんと向き合ってくれる先生方ばかりです。

安心して医療機関を受診してくださいね。


いかがでしたか?

赤ちゃんの耳垂れは、病気が要因でないかぎり、清潔を保つことで自然と治っていくものです。

あまり心配しすぎることはありませんが、赤ちゃんの機嫌が悪いとき、それはもしかすると何かしらの病気にかかっているのかもしれません。

赤ちゃんの様子を見ながら、しっかり判断してあげてくださいね^^

スポンサーリンク


コメントフォーム

名前

 

メールアドレス

 

URL

 

 

コメント

CAPTCHA


トラックバックURL: 
当サイト人気記事
季節の病気
科別
症状別
アーカイブ
最近の投稿