りんご病の症状で熱がある場合と熱がない場合の対処の仕方

目安時間:約 5分

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顔がりんごのように赤くなってしまう、りんご病。

小さい子供によくみられるこの病気ですが、特徴や対処の方法はどんなものでしょうか。

自分がかかっていたとしても、小さい時なのでどうだったのか覚えていない方がほとんどではないでしょうか?

ただほっぺが赤いだけじゃない?と、見逃すこともあるかも知れません。

りんご病についてまとめました。

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りんご病で熱が上がったり下がったりする場合

りんご病は乳幼児や小さな子供がよくかかる病気です。

りんご病という名前は、ほっぺが赤くなる様子がりんごの果実に似ていることから一般的にそう呼ばれるようになったもので、

正式には伝染性紅班(でんせんせいこうはん)と言います。

初期症状ではせきや鼻水などの風邪に似た症状が4~7日間続きます。

その後両方のほっぺが赤くなってきて、徐々にお腹やお尻や腕や太ももにもギザギザとしたレース編みのような形で赤い発疹が浮かび上がってきます。

伝染性紅班という正式名称にある通り、感染する病気です。

感染力はそこまで強いわけではなく、一気に流行するということはあまりありません。

潜伏期間は20~30日と長いのが特徴です。

一度かかると、終身免疫といって再びりんご病にかかることは基本的にありません。

このりんご病ですが、熱がある場合、発疹が出る場合など、いろいろな症状のパターンがあります。

それぞれ見ていきましょう。

【熱が上がったり下がったり場合】

リンゴ病で熱が上がったり下がったすることがあります。

日光や気温、運動や摩擦によっても熱が上がったり下がったりすることがあるようです。

ですから日中はそこまで熱が高くなかったのに、気温が下がる夜に熱が上がるなんてこともあります。

発熱は1~2日でおさまると言われていますが、心配なようでしたらお医者さんの受診をおすすめします。

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りんご病で熱と発疹が出る場合

風邪のような初期症状の後に、ほっぺに赤みが出て、全身にレース状の発疹が出てきますがこの時に微熱が出ることがあります。

(高熱にはなることはほとんどありません)

小さい子供は免疫機能が完成されていないため、発熱することによって、体の中のウィルスと戦って退治するということが体の中で起こっています。

りんご病で発熱している場合は1~2日程度で熱が下がります。

長引く場合はもう一度お医者さんにかかりましょう。

りんご病で熱なしの場合

実はりんご病では熱が出ないことのほうが多いようです。

発疹にも個人差があり、そこまで発疹が出ないとりんご病と気が付かない場合もあります。

熱がなく、発疹だけという場合には本人は至って元気なので、かゆい場合はかゆみ止めを塗って普段通りの生活をさせても大丈夫でしょう。

「感染するとなると…幼稚園や保育所は登園していいの?」

と思いますが、

発疹が出た時には既に人に感染する時期というのが過ぎているので登園しても大丈夫です。

ただ、日光に当たったり、運動したり、長風呂たり、暖まったりすると発疹やかゆみが強く出たり、治りかけだったものがぶり返してくることもあるのでほどほどにしましょう。

かゆいからといって、掻きむしってしまうと治りが遅くなるので、かゆみ止めをもらうなどの対策をしましょう。

実際に人に感染してしまう時期は潜伏期間なので、自覚症状がないため防ぎようがないのです。

1週間ほどで発疹は治まるので、様子を見て長引くような病院の受診をおすすめします。


りんご病は重い病気というわけではなく、一度かかると生涯かからなくなりますし、何より潜伏期間に感染するので防ぎようがなくそこまで予防や対策はされていません。

大人になってからかかると結構大変なので

(妊婦さんがかかると胎児に影響が出ることも…)

子供のうちにかかっておくのが良い病気の一つとも言えるでしょう。

「小さいうちにかかってよかったな~」という心持ちで治るのを見守りましょう!

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