食中毒で関節痛や悪寒がするときの対処の仕方は?発熱があるときはどうする?

目安時間:約 5分

食中毒は怖いですよね。

食中毒にならないために、皆さん日常の様々な面で気を使っていることでしょう。

食中毒の主な症状は、その原因となる物質によって、吐き気や嘔吐、下痢などのほか、悪寒や発熱といった症状も現れます。

そのようなとき、どのように対処すればいいのでしょうか。

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食中毒で関節痛はあるの?

食中毒の原因は様々ですが、主な原因は「細菌」と「ウィルス」です。

原因となるものによって、潜伏期間や発病までの時間も異なります。

症状についても、吐き気や嘔吐、下痢、腹痛などのほか、発熱の程度も異なります。

発熱を伴う食中毒の原因物質には、カンピロバクターや腸炎ビブリオ、サルモネラ等ありますが、悪寒や筋肉痛などの症状が現われやすいとされているのは、カンピロバクターです。

カンプロバクターの症状は、腹痛、下痢、発熱、頭痛、悪寒、だるさ、筋肉痛などといわれていますが、その症状から、風邪と間違われることもあります。

風邪を引いて発熱したときに、筋肉や関節の痛みを感じることがあります。

発熱すると、悪寒がします。

悪寒がするときには、体が寒いと感じているので、体温を上げるために震えることで熱をつくりだします。

このとき、筋肉や関節に負担がかかることから、筋肉痛や関節痛といった症状がでるのです。

先ほど、一例としてカンピロバクターを例にしましたが、このように食中毒であっても、発熱する場合があります。

風邪のときと同様、発熱したときには、体温を上げるために震える、という体の反応のために、悪寒がしたり、筋肉や関節が痛むことはあるのです。

悪寒や関節痛のある食中毒の対処の仕方は?

食中毒の原因は様々あり、その症状も様々ある、ということは前述したとおりです。

原因によって対処の仕方も違います。

ただ、原因が何であるかの特定は自身では難しいため、原因の特定と重症化を防ぐためには医療機関を受診したほうが無難です。

症状が軽い場合は、数日間安静にしておくことで自然治癒することもありますが、これも、原因が何かによります。

悪寒や関節痛がある場合、発熱があることがほとんどであると考えられるので、体を温め、安静にすることが大切です。

悪寒や関節痛は、発熱して体が寒いと感じることによって起こります。

体を冷やさないようにするためによく言われるのが、「首」のつく部位を冷やさないことです。

首をはじめ、手首、足首を冷やさないようにするとともに、全身を暖めるようにしましょう。

そうすることで、発熱に伴う悪寒や関節痛は軽減できます。

症状が軽いようであれば、体を暖かくしてそのまま少し様子を見てもいいでしょう。

症状が重いと考えられる場合には、必ず医療機関を受診するようにしましょう。

薬にしても症状に応じて服用するものが違いますし、医師の指示の元で、適切に対処することが早期回復の近道です。

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食中毒で関節痛と発熱があるときに気を付けることは?

食中毒で、発熱を伴わずに関節痛のみということは考えにくいことです。

発熱しているということは、体が異物に対して抵抗しているということです。

このため、むやみに熱を下げることはお勧めできませんが、それが高熱となると、脳に影響が出る可能性が出てきますので、解熱剤の服用が必要になります。

食中毒の場合、嘔吐や下痢といった主症状があります。

関節痛や発熱がある場合でも、食中毒の疑いがある場合は、つらいかもしれませんが、水分をしっかりとって、まずは脱水症状になることを避けましょう。

水分をしっかり取ることで、食中毒の原因物質をはやく体の外に排出することができます。

先ほど述べました解熱剤もそうですが、安易に市販薬で対処しようとすると、体が原因物質に抵抗している力を弱めてしまったり、原因物質の排出がスムーズに行かなくなる可能性もあります。

症状に適した対処を行うためにも、早めに医療機関を受診し、適切な治療を行いましょう。

関節痛や発熱があるからといって、食中毒でないとは言えません。

それらの症状がある食中毒もあるのです。


食中毒でも関節痛や悪寒といった症状がでる場合があります。

食中毒のときは、まず水分をとって原因物質を体の外に排出すること、そして体を冷やさないことです。

安易に市販薬に頼らずに、重症化を防ぐために早めに医療機関を受診しましょう。

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