指にタコが出来る・・誰しもが一度は経験する事だと思います。
「タコなんて出来ても、放っておけば治るよね。」などと思っていませんか?
実は、病気の可能性が隠れているかもしれないですよ。
詳しく見ていきましょう。
スポンサーリンク
タコの多くは、皮膚が増殖して硬く厚くなったものです。
長時間の摩擦を受けていると、その箇所の皮膚は摩擦という刺激に対して防御反応を起こします。
具体的には、角質層(表皮の一番外側)がケラチンと呼ばれる細胞骨格を構成する硬タンパク質を余分に作り出し、摩擦を受けている箇所を厚く覆うという事です。
しかし、指の関節にタコが出来るのは病気の可能性もあります。
●ヘバーデン結節(ヘーベルデン結節とも呼びます。)
手指の第一関節に起こる、変形性関節症の一種です。
腫れ・痛み・指の動かしにくさが主な症状です。
関節の軟骨の摩耗・骨棘※の形成などの特徴があります。
※何らかの刺激に反応した骨組織が、増殖して棘状になったもの
●ブシャール結節
ヘバーデン結節と同じ変形性関節症の一種で、こちらは手指の第二関節に起こります。
どちらも進行性の病気なので、放置していると悪化していきます。
西洋医学では原因不明とされていますが、東洋医学では食事・体の歪み・ストレスなどで内臓に負担を掛けているのが原因の一端だとされています。
足にせよ手にせよ、痛むタコがあると何事にも集中出来ませんよね。
そんな時は、保護パッドを使ってみましょう。
【おすすめ商品】Dr.Scholl/ドクターショール うおの目たこ保護パッド
圧迫痛や摩擦から、タコを保護してくれます。
軽度ならサリチル酸が配合された市販薬で治るそうなので、そちらも使ってみましょう。
【おすすめ商品】横山製薬株式会社 イボコロリ
それから、タコを予防する事も大事です。
・摩擦が起きない様にする
身体の歪みや歩き方を矯正する・合った靴を履く・同じ個所ばかり使わないなどを、日常生活で心掛けましょう。
・保湿する
乾燥した肌はターンオーバーが上手くいかないので、トラブルの元になってしまいます。
日頃から保湿ケアを怠らない様にしましょう。
・不要な角質を除去する
角質とは皮膚表面を覆っている角質細胞の事で、バリア機能や保湿機能を持っています。
なので本来は除去するものではないのですが、溜まっていくと古い角質は不要になります。
それを除去する事で、健康な肌を保つのです。
スポンサーリンク
摩擦によるタコの場合、放置していても悪化する事は少ないです。
しかし、自然治癒する事は無いと言われているので、いつまでもタコのある状態になってしまいます。
なので、放置するよりセルフケアする方が良いでしょう。
おすすめは、ヤスリで削っていく方法です。
下準備:入浴したりシャワーを浴びたりして、足の角質を柔らかくしておきましょう。
①足をしっかり乾かす。
濡れたままだと必要以上に削れてしまうので、皮膚を傷付けてしまう可能性があります。
②ヤスリを一方向にだけ動かして、角質を慎重に削っていく。
フットケア用のヤスリがおすすめです。
タコ以外の場所を削ってしまわない様に注意しましょう。
③保湿ケアをする。
角質を取り除いた肌はダメージを受けやすい状態になっているので、直ぐに保湿をしましょう。
!セルフケアの注意点!
●ウイルス性のイボ
タコや魚の目に良く似た症状の出るウイルス性のイボがあります。
この場合、セルフケアでは悪化させてしまう可能性があります。
どれか分からない場合は、皮膚科を受診してください。
●糖尿病
糖尿病の合併症である神経障害を患っている場合、感覚が鈍くなっているので自分でケアするのは危険です。
健康な皮膚を傷付けてしまう危険性が高まります。
如何でしたか?
たかがタコ、されどタコです。
軽視するのは止めましょうね。
スポンサーリンク
インフルエンザでふくらはぎが痛かったり筋肉痛みたいになることもあるの?だるくなるのはどうして?
インフルで学級閉鎖になったら習い事は行ってもいいの?兄弟がなった場合は?
インフルになった時の保育園の送り迎えや兄弟はどうしたらいい?母親がなったらどうするの?
インフルになったらふろはいつから入れる?シャワーだけの方がいいの?悪化することもある?
インフルになったら運動はいつからできるの?治りかけならやってもいいの?
コメントフォーム