以前ほど活発に動けなくなったと悩む女性は多いかもしれません。
体は正直ですから、無理をしたり疲れをきちんと取らないと、後でしっぺ返しが必ず来ます。
今回は、女性特有の疲れが原因となる、体や心の病気を見ていきます。
そうならないために今出来る事も取り上げています。
さっそく見ていきましょう。
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年齢に関わらず、女性の体はとても繊細に出来ています。
ホルモンバランスが崩れる事で肌や脳の働きに影響が出て、やる気を奪われると言う話はよく聞きます。
では、ここでは実際の病気やその症状を見ていきましょう。
■貧血
血液中の酸素や鉄分がどんどん減って立てないくらいにフラフラになってしまいます。
食欲不振・目の下をめくると白い・疲れやすい・眠れない・力が出ないなどの症状が数週間~数ヶ月続きます。
貧血は、サプリメントや食事療法で簡単に治せますから、出来るだけ早めに治療して改善を目指しましょう。
■更年期障害
ホルモンバランスが崩れて起こる女性ならではの病気です。
顔がほてる・ホットフラッシュ・気分が変わりやすい・疲れているなどの症状が慢性的に見られたら、一度婦人科に相談してみましょう。
更年期は完治までに10年かかると言われていますから、我慢しないで助けを仰ぎましょう。
■肝機能低下
肝機能が落ちているために疲れやすく、寝ても疲れが取れない事があります。
肝機能を戻すには医師の診察や服薬が必要です。
■うつ病
心の病気を治すには、家族の協力が欠かせません。
優しく支えてくれる人に寄り添う事で、必ず解決に向かいます。
では、疲れやすいというだけで受診出来るのでしょうか?
出来ます。
それが最も大きく、生活に支障が出ているのであれば、ぜひ早めに受診しましょう。
女性は何かと自分の事を後回しにする傾向にありますが、不調は誰でも起こり得ます。
医師は、「総合内科」に行く事が最も適しているかもしれません。
すでに他の科に掛かっている場合には、そこで相談して紹介してもらう事も出来ます。
出来るだけ検査で血中の鉄分やホルモン値を調べてもらう事は助けになります。
私も以前、疲れやすく朝起きられないという理由で血液検査をしてもらいました。
本人は、「更年期障害」と診断されることを覚悟して行きましたが、問診・血液検査の結果、まだその病気には達していないと診断されました。
不思議な事に、その診断の後体の調子はぐんぐん良くなり、現在まで問題なく毎日を過ごす事が出来ています。
今思えば、思い込みが原因だったかなと思う事があります。
それでも、医師に相談出来た事は回復にとても役立ったことは言うまでもありません。
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では、疲れやすいと思った時にするべき検査にはどのようなものがあるのでしょうか?
症状によって異なりますが、以下は必要に応じて、ぜひ行っておきたい検査かもしれません。
医師に相談しつつ、正しい検査をお願いするようにしましょう。
■採血
血中の赤血球の数や大きさを調べる事で、貧血や臓器の異常を調べる事が出来ます。
採血はホルモン値を調べる際にも必要ですから、ぜひ血液検査をしてもらいましょう。
■検尿
尿蛋白や血尿の有無を調べる事で、腎臓が正しく働いているかどうかを知る基本の検査です。
ぜひ行ってもらいましょう。
■胃カメラ
食道や胃の中を調べて、潰瘍やポリープがないかどうかを診ます。
たいていの場合、見付けた時点で切除手術を同時に行えます。
胃カメラを飲んだことがない人はその旨を必ず伝えて緊張しないように気を付けましょう。
■脳ドック
意外と見過ごされるのが脳の疲れです。
脳ドックを使って、体の原動力となる脳をシッカリと調べてもらいましょう。
いかがでしたか?
疲れている時は休めば治ると思いますが、原因があればそれが取り除かれるまで症状に苦しむ事になりかねません。
出来るだけ、話をよく聞いてくれる医師を探して、自分を労わる時間を見付けましょう。
出来れば、体を休められる環境を一日30分でも作ってケアしてあげましょう。
お大事にしてくださいね。
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