膀胱炎 薬 飲み忘れ

膀胱炎と診断されて薬を処方されたけれども、飲み忘れてしまった！どうしよう！

症状が軽くなると、薬は飲まなくてもいいのかな？と思いますよね。

また、外出で持って行くのを忘れてしまったりとか、時間的にうっかり飲み忘れた、なんてこともあります。

膀胱炎の薬は、どのような飲み方をすれば効果的なのでしょうか？

また、飲み忘れた時の飲み方や、残った薬があった場合はまた飲んでも良いのかなど、調べてみました。

膀胱炎の薬を飲み忘れたらどうなる？

膀胱炎は、大腸菌などの細菌感染からの炎症の事です。

出される薬は、抗生剤となります。

抗生剤は、体内に一定の濃度でとどまり続け、菌を減らすことが目的で処方されます。

飲み忘れた場合は、その濃度を保てないので、効果が薄れてしまいます。

さらに、いい加減な間隔で飲んでいると、しっかりと菌が殺せないどころか、耐性が付いてしまい、慢性化する恐れも出てきます。

一時的に良くなったと思って薬を飲むのをやめてしまうと、その後が大変な事になりかねないようです。

あまりにも飲み忘れていた場合は、始めからやり直しとなりますので、医師に相談して下さいね。

あまり適当に考えず、症状が治まったからと言って治ったわけではないという事を肝に銘じて、キチンと飲むように気を付けたいですね。

膀胱炎の薬を飲む期間は？

抗生物質は３日から５日間、体内に薬をとどまらせておかなくては効果がありません。

よって、薬は４日から５日くらい出る事が多いようです。

もちろん、軽い場合はこれで回復しますが、重度の場合や慢性化している場合はこの限りではありません。

膀胱炎の薬の飲み方は？

膀胱炎の薬は、抗生剤なので、一定期間一定の間隔で飲み続けることが大切という事が分かりました。

飲みきることが大切なので、余ると言うのはおかしいですよね。

当然残らないように飲んでしまいましょう。

飲み忘れた薬は、当然ながら、一度に２回分服用してはいけません。

理由は、先に述べたように、血中濃度を一定にすることに意味があるため、血中濃度が濃くなると、中毒症状が起こる場合もあるという事でした。

時間も、同様の理由で同じ感覚で飲み続けることに意味があるので、出来るだけ処方された通りの間隔で飲んでください。

また、食後に飲むことを指示されていると思いますが、気が付いたときに飲むとしても、空腹時は避けてください。

何か、軽いモノでも食べる、若しくは牛乳を飲んでからにする、等にして下さいね。

もし、万が一残った場合でも、薬には期限があります。

必ず安易な気持ちで薬の事を考えないでください。

残った薬は処分して、症状が出た時は病院へかかってくださいね。

---

簡単にドラッグストアで薬が手に入るようになり、すぐに病院へ行けば薬が手に入ります。

ですが、薬は薬です。

残っていたから飲んでも良いだろうとか、少し楽になったから飲まなくていいだろう、と安易な考えは捨てて、専門家の言うとおりに使うのをお勧めします。

飲み方などでもなぜ？と思ったら、電話でも良いので直接病院に聞くようにしましょう。