水いぼは夏場のプールなどで感染が広がりやすいと言われています。
しかし、夏でなくても水いぼが広がる事があるようです。
今回は、水いぼについて検証していきます。
感染源や、予防の方法についていも取り上げていきます。
ぜひ参考にしてください。
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夏に感染しやすいとされる水いぼですが、ポックスウィルス(伝染性軟属腫ウィルス)は高温多湿で繁殖しやすいため、近年では冬でも以下のような状況では、特に感染しやすくなったと言われています。
・暖房がきき過ぎ
・湿気が多い
・免疫力が低下
・温水プールの使用
・肌の乾燥
など
ですから、子供の皮膚をよく観察して、水いぼのようなイボがあれば早めに対処するようにしましょう。
赤ちゃんではなりにくく、5才~12歳児までによく見られると言われています。
対処方法としては以下ようなものがあります。
①ピンセットでむしり取る
皮膚科によっては、痛みを緩和するためにパッチ式の麻酔をする事もあります。
②液体窒素・硝酸銀剤で焼く
カサブタにして取り除く方法で、時間は掛かりますが痛みは少ないです。
③ヨクイニンを内服して、皮膚の状態を内側から治療する。
また、水いぼに関する見方や治療も一部変化が見られるようになり、自然治癒を推奨する皮膚科の医師も増えてきているようです。
上記にもあげたように、ポックスウィルスの感染は条件が整えば冬でも夏でも広がります。
夏に感染しやすいと言われる理由は、肌を露出している時間が長い事があげられます。
ここでは、水いぼの感染経路について見ていきましょう。
■接触感染
水いぼが潰れてウィルスがむきだしの状態で、周りの人に接触する事が原因で感染してしまうケースです。
特に、乾燥肌やアトピーで肌がダメージを受けやすい場合では感染しやすくなるため注意が必要です。
プールやお風呂の水を介して感染する事はありませんが、一緒にお風呂に入って肌が触れるなら感染する危険性大でしょう。
■間接感染
水いぼを患う人の使ったタオルなどを共有する事が原因で感染するケースです。
スイミングによっては、水いぼの人がプールを理由する事を禁止するところもあります。
間接的に感染する危険を避けるには、皮膚科でウィルスを完全に取り去る必要があります。
また、自宅ではタオルやスリッパなどの共有を避けるように気を付けましょう。
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冬場でも治療は同様ですが、自然に治す方が良い事も観察されてきています。
その理由としては以下のような点があげられています。
・傷口が残りにくい
・1年ほどで完治するケースが多い
・子供に痛い思いをさせなくて済む
など
しかし、自然に治すにはリスクもあります。
・感染が体の他に広がって、100個水いぼが出来たという場合では、皮膚科での治療は完治や通院期間が長く、遅くなる。
・どの程度の患部の状態で他の人との接触が許容されるのか、判断が難しい。
・小さい子供では特に、患部が気になって掻きむしってしまう。
など
ですから、水いぼは皮膚科に少なくても1度は受診をおすすめします。
その後、医師に相談しながら治療するか、自然に治るのを待つかを判断する事が出来るでしょう。
また、水いぼは繰り返す事も観察されています。
普段から、肌の乾燥に気を付けて、保湿クリームや水分補給に努めましょう。
また、手洗いや爪を切る事など、殺菌効果がある習慣付けや声掛けが出来るなら、水いぼに限らずいろいろな病気の予防にも役立つ事でしょう。
水いぼは子供の約10%前後がかかると言われる皮膚の感染病です。
痛みも痒みもありませんが、患部が気になって感染を広げてしまうケースが多くあります。
皮膚科によっては、自然に治るのを待つようにすすめる医師もいます。
どのように治療出来るかは、子供の年齢や患部の状態による事でしょう。
お大事にしてくださいね。
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