帯状疱疹に罹ると、食事制限は必要なのでしょうか。
何かを食べすぎたりすると、特別にかかりやすいとか悪くなることがあるのでしょうか?
病気にかかっている時に気をつけること、またかかりにくくする食事や回復に役立つ食事などがあれば知りたいですよね。
どんな食事を心がければ良いのでしょうか。
良いモノ悪いモノ、両方見ていきましょう。
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厳密な食事制限はありませんが、アルコールは避けましょう。
帯状疱疹では治療や症状緩和を目的として抗ウィルス薬や痛み止め、痒み止めを服用します。
これらの薬を服用するということは、少なからず肝臓に負担がかかってしまいます。
さらに飲酒は肝臓での免疫を弱めてしまいます。
帯状疱疹に罹っている間は飲酒は避けてください。
帯状疱疹ではウィルスが体内で活動している状態にあるため、免疫力を向上させるような食生活を心掛けましょう。
食事はなるべく体が温まるものを選びましょう。
体温が低下すると血管が収縮し、血行が悪くなるため、免疫細胞である白血球が必要な場所に運ばれにくくなってしまいます。
免疫が正常に働く体温は36.5℃以上といわれています。
体温が1℃低下すると免疫力は約30%低下しますが、1℃上昇すると免疫力は5~6倍になります。
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体温を高くすることは免疫を引き出す上で欠かせないことなのです。
さらに水痘・帯状疱疹ウィルスは低体温時に繁殖しやすいといわれています。
免疫力を向上し、ウィルスの繁殖を防ぐためには体温を高く保つことが重要です。
では、体温を上昇させるにはどのような食事を摂ると良いのでしょうか。
「生姜」は体を温める食べ物として有名ですね。
生姜に含まれる「ジンゲロール」という成分が体内で「ショウガオール」に変化します。
ショウガオールは血行促進や体温上昇の効果があるためおすすめです。
ミネラルやビタミンを摂ることも大切です。
人間が食物として摂取したブドウ糖からエネルギーや熱を作り出すためには、亜鉛、鉄、マグネシウムなどのミネラルや、ビタミンB1やビタミンB2などのビタミンが必要です。
亜鉛は牡蠣やカニ、牛肉など、鉄はレバー、干し魚、卵黄など、マグネシウムはカボチャやナッツ類、大豆、海藻類などに含まれています。
これらの食品を積極的に摂取し体温を高く維持しましょう。
また、腸内環境を整えることも免疫力を向上させるポイントです。
腸内には善玉菌と悪玉菌が存在していますが、善玉菌を増やすことが免疫を上げる近道になります。
善玉菌は腸内で、病原菌の増殖を防ぐ、消化・吸収を促進する、腸免疫の活性化などの役割を担っています。
きのこ類は、善玉菌のエサとなる食物繊維を豊富に含むことから、腸内環境の正常化に有効です。
タマネギやニンニク、バナナなどに含まれるオリゴ糖も善玉菌のエサになり、増殖を助けます。
腸内環境を整える食事を摂り、免疫力を向上させましょう。
免疫力を引き出すには体温の維持と腸内環境を整えることが大切です。
毎回の食事を有効に活用し、免疫力を高く維持するよう心がけましょう。
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