アトピー性皮膚炎は大人になったら治る?子供の時より悪化する原因は?

目安時間:約 5分

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アトピー性皮膚炎は大人になったら治ると病院で言われていたのに全然治らない。

むしろ子供のころより悪化してるかたも多く見えます。

どうして子供のころよりアトピー性皮膚炎が悪化してしまったのでしょう。

その原因を探ってみました。

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アトピー性皮膚炎は大人になったら治る?

子供のころにアトピー性皮膚炎だった人も成長するに従って症状が落ち着いてくるケースはよくあるようです。

それは子供のころは未発達だった皮膚のバリアの機能が成長とともに発達してくることで皮膚の表面から水分が出ていきにくくなり

体内に必要な水分を保つことができるようになるからです。

子供のころのアトピー性皮膚炎は小学校に上がるぐらいにはほとんど症状がでないというお子さんもたくさんみえます。

だから病院では大人になったらアトピー性皮膚炎は治るからと言われることがあるようです。

それを信じてたのに大人になってからもアトピー性皮膚炎は治らないじゃないかと悩んで見える方も多いと思います。

また、子供のころはアトピー性皮膚炎だったけど治ったのに大人になってから再発したかたも見えます。

子供のアトピー性皮膚炎と大人のアトピー性皮膚炎とでは何が違うのでしょうか。

アトピー性皮膚炎の子供と大人の違いは?

子供のころのアトピー性皮膚炎の原因としては遺伝であったり食物のアレルギーであったりすることが多いです。

遺伝であれば完治は難しいかもしれないですが食物がアレルゲンだった場合は子供のころは親御さんが食事に気を付けたり、時には除去食にしたりと環境が整っている場合が多いです。

それに子供のころは先ほども述べましたが皮膚のバリア機能が弱くても大人になるにつれて正常に皮膚のバリア機能が発達してくることでアトピー性皮膚炎の症状が緩和されることがあります。

また、皮膚のバリア機能だけでなくほかの機能も子供のうちはどんどん発達成長をしていくので体に免疫力もついてくるのでアトピー性皮膚炎の症状が緩和されてきます。

では、大人のアトピー性皮膚炎の場合はどうでしょう。

大人になってからアトピー性皮膚炎になった場合は大きく環境の変化が関係することがあります。

また、思春期になりホルモンバランスが崩れた場合なども子供のころのアトピー性皮膚炎が治っても再発するケースが出てきます。

子供と違い大人になってくるといろいろな機能が衰えてくることの方が多いですよね。

そうすると逆に肌のバリア機能も低下してきてアトピー性皮膚炎を発症してしまうこともあります。

そのため悪化しやすくなってしまいます。

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アトピー性皮膚炎が悪化する原因は?

大人になってからのアトピー性皮膚炎が悪化する原因はやはり環境の変化によるものが大きいのではないでしょうか。

お仕事をするようになると食事も外食やコンビニなどに頼ることが多くなり、残業などで規則正しい生活がなかなか送れなかったりします。

疲れがたまり、人間関係などのストレスもたまってしまいます。

睡眠不足になることもあるでしょう。

そうした生活環境が大人になってからのアトピー性皮膚炎を悪化させる原因と言われています。

ストレスを感じてしまうと血管が収縮してしまいうまく体全体に血液が循環されなくなってしまいます。

うまく血液が循環されないと体内の老廃物も排出が困難になります。

その排出が困難になった老廃物は違う形で体内から出ようとします。

それがアトピー性皮膚炎として皮膚上に現れてくるのです。

大人になると自分の重いどおりにいかなくてストレスが溜まってしまうことも多いと思いますが、なるべくストレスをためないように適度な運動をしたりするなど

生活環境を見直す必要があります。

食事に関してもなるべく栄養のバランスを考えながら食べるようにするなど気を付けることで悪化を少しでも緩和する方向にもっていくことが大切です。


大人になってからのアトピー性皮膚炎は仕事にも支障がでますし、大変かと思います。

アトピー性皮膚炎になってしまったことがさらにストレスとなり悪循環になることもあります。

なるべくストレスをためないような生活環境にするように心がけてみて下さいね。

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