一年の内に風邪を引きやすい時期はありますが、赤ちゃんがいるご家庭では積極的な予防策を講じていらっしゃることと思います。
特に赤ちゃんが喘息持ちだと心配ですよね。
咳き込むとミルクも吐き出してしまい、シーツも服も、こちらもべたべただし、涙目で苦しそうな赤ちゃんを見ていると、とても辛いです。
夜はオムツ替えに、授乳に加え、咳き込むので目が離せず、見ている方も疲弊してしまいます。
喘息の発作を起こさないよう、さらなる注意を払っていただきたいと思います。
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喘息の原因はホコリやダニ、動物などのアレルゲンや大気汚染、細菌やウィルス感染、タバコの煙、ストレス、薬品などです。
赤ちゃんの喘息の場合も同様で、ウィルス感染である風邪は、喘息を引き起こす原因になります。
また、小児や乳児の喘息の原因としては、アレルギーが最も多いようです。
喘息は気道が慢性的に炎症を起こしていますが、風邪を引くように免疫力が低下しているときにアレルゲンが体内に侵入すると、気道粘膜の炎症を増長し喘息を起こしやすいのです。
風邪の原因となるライノウィルスやアデノウィルス、RSウィルスなどは喘息を引き起こしやすいと言われています。
風邪は喘息を起こしやすい状況でもあります。
喘息持ちの赤ちゃんが風邪を引いたときは要注意です。
赤ちゃんの風邪が喘息に至った場合は、直ちに病院を受診してください。
中~大発作で病院に行く際は、入院の支度もしておいた方が良いかと思います。
喘息発作が起きているときに病院に行くと、必要に応じて気管支を拡げて呼吸を楽にする薬や、炎症を抑える薬を点滴します。
その後、状態が悪ければ1~3日程度入院となります。
呼吸困難である様子が見られたら、まずは病院に行くことが大切です。
病院に行き、担当医と話す機会があれば、喘息を起こしたときの対処方法を訊いておくことをおすすめします。
例えば、「どのような症状が現れたときに病院に行くか」、「発作時はどうしたらよいか」、「どんな時にどの薬を飲ませるか」などを明らかにしておくと、安心できますよね。
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乳児や小児の喘息の原因としてアレルギーが多いことは先ほど述べました。
喘息持ちの赤ちゃんが風邪を引いたときは、喘息の誘因となる物質を遠ざけることを徹底してください。
ホコリやダニなどのハウスダスト、花粉などがこれに当たります。
ハウスダストは床に近いほど舞い上がっている量が多いことが知られています。
赤ちゃんを寝かせるベッドは、ある程度高さのあるものを選んだ方が良いでしょう。
また、喘息の発作を起こさせないためには、温度や湿度を管理して、気道に負担をかけさせないことも大切です。
室内の温度・湿度管理は、単純な風邪の予防にもつながります。
ある程度の湿度を保つことは、ハウスダストの舞い上がりを抑える効果もあると言われています。
喘息持ちの赤ちゃんが風邪を引くと、喘息を起こしやすいため注意が必要です。
少しでも喘息のような症状が見られたらすぐに病院に行きましょう。
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