沖縄県を中心に麻疹が流行し、本州にも拡大していると言われています。
大人では、予防接種が任意であるため、リスクを抱えるか予防接種を受けるべきかは、個人の決定にかかっています。
今回は、旅行や仕事で沖縄に行く場合、どんな点に注意すれば良いかを見ていきましょう。
感染を防ぐ実際的な方法を上げていますのでぜひ参考にしてください。
では、さっそく見ていきましょう。
スポンサーリンク
沖縄で麻疹が流行り始めたのは、海外からの観光客のウィルスが原因であるとされています。
それでは、数ヶ月経った今はどうでしょうか?
以下の点を考えてみましょう。
・海外観光客は日本の各地に散らばっている
たまたま沖縄に観光客が着陸したとすれば、どこの土地でも感染は始まり得ると言えます。
また、旅行を終えた出張先や観光客が地元に帰ったとすれば、ウィルス源は沖縄には限らない事でしょう。
・麻疹の潜伏期間は?
麻疹の感染力はかなり強く、ウィルスに感染する確率はインフルエンザよりも高いとされています。
また、潜伏期間は12~14日間と長く、人込みでは感染を防ぐ事は抗体を持っていない限りかなり難しいとされています。
・海外の旅行客が多い土地や、連休に伴う旅行の行き先になりやすい沖縄や他の観光有名地は、今後も多くの人が出たり入ったりするため要注意です。
上記の事から考えると、現時点で、沖縄に行く事は抗体を持っていない場合では、リスクを伴うと言えるでしょう。
では、予防についてはどうなのでしょうか?
この点では、シッカリとおさえておきたい予防方法がいくつかあります。
■予防接種
子供では1歳になった時に、1回目の予防接種をします。
その後、2回目をするタイミングは小学校前~高校と幅が広く任意であるため、忘れられがちです。
この機会に、夏までに2回目の予防接種をしておく事は感染を恐れる事がないように、ぜひ決定しておきましょう。
■人込みは避ける
どうしても空気感染しやすい場所は避けるようにしましょう。
公共機関を使って移動する場合では、マスクの使用と手の消毒を小まめにしておきましょう。
■免疫力を高める
春~夏に流行りやすい麻疹のウィルスに負けないように、良い睡眠やバランスの取れた食事を事前に心掛けましょう。
■予防接種は一生のうちで2回受けていれば抗体が出来るとされています。
健康手帳などで確認できる間に確かめておきましょう。
■妊婦は特に感染に気を付けなければなりません。
医師に相談の上で、ワクチンを接種しておきましょう。
スポンサーリンク
最後に、家族で出来る感染対策を見ていきましょう。
①子供
子供では、麻疹の予防接種が必須になっているため掛かっても軽く済む場合が多くあります。
しかしながら、家族の他の人に感染してしまう可能性がありますから、予防・早期発見に努めましょう。
②妊婦
妊娠している場合では、感染が胎児に大きな影響を与えかねません。
生ワクチンを使って予防する方法が取られる場合が多くあります。
医師に時期や種類を相談しましょう。
また、家族の他の人が感染した場合では、十分な期間隔離が必要でしょう。
③高齢者
高齢者では、デイサービスや免疫の低下に伴って感染しやすくなるかもしれません。
季節の変わり目など体調を崩しやすい時期には、人込みを避ける事も予防の効果的な手段かもしれません。
④20代~30代
子供の頃に2度目の予防接種が任意だったこの世代では、2回目の予防接種を受ける事が必要です。
40代以降は実際麻疹にかかって抗体を持っているため、感染しても軽度で済む事が考えられています。
⑤その他
海外からの帰国など、感染源となりかねない状況では体調の変化などに十分注意して2次感染を起こさないように気を付けましょう。
麻疹はその感染力の強さから非常に撲滅しづらい病気として恐れられています。
アルコール消毒やうがいをしても、完全には予防出来ないと言われています。
出来るだけ、予防接種を受けて抗体を持って観光や出張に沖縄に行く事が良いと言えるかもしれません。
また、旅行前後には体調管理に注意して余裕を持った予定を立てるようにも出来ます。
お気を付けて行ってきてくださいね。
スポンサーリンク
インフルエンザでふくらはぎが痛かったり筋肉痛みたいになることもあるの?だるくなるのはどうして?
インフルで学級閉鎖になったら習い事は行ってもいいの?兄弟がなった場合は?
インフルになった時の保育園の送り迎えや兄弟はどうしたらいい?母親がなったらどうするの?
インフルになったらふろはいつから入れる?シャワーだけの方がいいの?悪化することもある?
インフルになったら運動はいつからできるの?治りかけならやってもいいの?
コメントフォーム