水いぼの取り方で家庭でも簡単にできる方法と市販薬で治る兆候の判断は?

目安時間:約 6分

小さいお子さんの間で感染が広がることが多い「水いぼ」。

伝染性軟属腫ウイルスが原因で水いぼが発生するのですが、プールが制限されたり感染を防ぐために対策をしたりと、意外と困ることが多いようです。

もちろん、完治する病気ですが、自然治癒だと長い時間がかかるし、病院で毎回処置をしてもらうとなればお金もかかります。

なんとかおうちで対処できないかな・・・?とお考えのお母さんも多いのでは。

そこで今回は、水いぼの取り方や市販薬についてを中心にお話してまいりましょう!

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水いぼの取り方で家庭でも簡単にできる方法は?

実は、水いぼは自宅でも取ることが可能なんです!

水いぼ除去用に作られたものではありませんが、選択が丸い輪になっているピンセットを用いることで、比較的簡単に取ることができますよ♪

まず、水いぼの周りをしっかり消毒しましょう。

合わせて、ピンセットの先端部分も消毒しておきましょう。

次に、患部をピンセットでつまみ、取ります。

取ったあとはなるべく早く絆創膏を貼り付けます。

ただ・・・痛いです(T_T)

「水いぼを取る」と言葉では簡単ですが、要は引きちぎって取るようなもの。

出血も伴うので、お子さんはきっと嫌がるでしょう。

そこで、水いぼを取るタイミングとしておすすめなのが、寝ているときです。

熟睡しているうちに取ると、少し反応は見せると思いますが、起きるほどではないと言われています。

ピンセットでの取り方については、ピンセットを持った逆の手指で患部をつまみ、ピンセットを引っ掛けて取るという方法がメジャーだと思いますが、取ったあと下手に触ると、触れた部位にも水いぼができかねません。

作業を行うときは、ゴム手袋などを装着すると良いでしょう。

また、指で患部をつままなくても、ピンセットの先端の輪に水いぼを通し、しっかり固定したあと、思いっきり引っ張る方法もあります

この方法だと、患部をつまんだときにお子さんが起きる心配も少なくなりますし、指にも触れる可能性が低くなり、さらに簡単なのでいいかもしれませんね。

最後に、絆創膏を貼るときに注意したいのは、本来ならば貼る前に消毒を施した方がいいとされていますが、掻き毟ったり布団が触れたりして新たなばい菌が入らないようにすることです。

なので、水いぼを取った後は素早く絆創膏を貼って、患部を外部から守ってあげましょう。

水いぼは市販薬でもいいの?

水いぼは自宅で取れるということがわかりました。

では、何か市販薬で効果的であるとされているものはあるのでしょうか。

それは、漢方薬の「ヨクイニン」です。

ヨクイニンは、ハトムギエキスという成分が豊富で、免疫力の向上・活性化を促し、水いぼの原因ウイルスを抑制する働きをしてくれます。

値段もお高くなく、病院で処方されることもあるヨクイニンですが、市販薬の場合、5歳以下のお子さんは服用ができないものもあります。

きちんと確認をしてから購入してくださいね。

もし、赤ちゃんや5歳以下で服用できない場合は、ハトムギ茶を飲みましょう。

もちろん、薬よりは効果的ではないかもしれませんが、早く治るためのお手伝い程度で考え、飲ませてあげてみてはいかがでしょうか。

ただ一点、覚えておいてほしいことがあります。

このヨクイニンという漢方薬、水いぼに有効だと言われていますが、人によっては治りが早くなった方もいれば、水いぼが全然消えない・・・という方もいます。

そうです、ヨクイニンは、効果が表れる人・表れない人の差が激しいんです!

よく効けばいいですが、効かなかったときは、「ヨクイニンが合わないんだな~」と思うくらいにしてくださいね。

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水いぼが治る兆候はどこで判断する?

そろそろ水いぼが治る兆候は、どんな症状でどうやって判断するのでしょうか。

実は、完治する前、水いぼの症状は悪化します。

おできのような大きめの水いぼができたり顔面に大量にできたり・・・。

このように、完治する前は症状の悪化が多く報告されています。

ただ、悪化といえども、水いぼは比較的すぐに落ち着き、消失します。

え、これで本当に治るのっ!?と不安になる方が多いと思いますが、あまり悩みすぎないでくださいね。

急な症状悪化が見られたとき、それは完治の前兆の可能性も十分にありますよ^^


水いぼの取り方や市販薬を中心にお話してきました。

水いぼは自宅でも取れますし、自然治癒も可能です。

早く水いぼを治してあげたいと思えば、市販薬を用いるのも良いでしょう。

急な症状悪化が見られる際、もしかするとそれは完治へと近づいているのかもしれませんよ。

水いぼ自体は特に悪性と言ったわけでもないので命に関わることもありません。

ゆっくり治していくのもいいと思いますが、やっぱりプールに入れなかったり誰かにうつしてしまう可能性を考えたりすると、早く治してあげたいと思うのが親御さんですよね。

是非この記事をご参考にして、水いぼ治療のお役に立てばと思います。

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