おたふく風邪に兄弟がなったらうつるの?感染する期間は隔離した方がいい?

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子供の病気は常に心配の種ですね。

季節の変わり目や寒い時期など体調を崩しやすい時期には、負い目をかけるように心配な症状が現れ始めるものです。

今回は、子供のおたふく風邪に注目してご家庭での過ごし方や、他の家族の過ごし方を検証していきます。

ストレスに感じやすい期間ですが、これだけ抑えておけば後はゆったりと看病に徹してあげる事が出来ます。

ではさっそく見ていきましょう!

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おたふく風邪に兄弟がなったらうつるの?

絶対ではないものの、うつる可能性はかなり高いと言えます。

学校で流行り始めると、ツバや菌の付いた手などを介して直ぐに他人に感染していきます。

兄弟に症状が出なくても、兄弟が媒体となって学校に持っていく可能背はもちろんあります。

でも、それら一つ一つを完全に防ぐことは不可能です。

ですから、以下のような点を思いに留めて、2次感染を出来るだけ防ぐ事しか出来ないと言えます。

症状が出ている子供の看病に当たるようにしましょう。

①通学

症状が出ている子供については医師の診断が出るまでは、学校や外出を控えます。

また、症状が出ていなくても子供たちが感染しないように距離を置くか、訪問を最低限に控えてもらうようにします。

②手洗いうがいとマスクの使用

予防はいつでも効果的です。

常に、手洗いやうがいを励行して必要であれば子供用のアルコール消毒もしてあげましょう。

また、学校や習い事など外出の際にはマスクをして他の人に移さないように気を配る事が出来ます。

③食事と睡眠

消化の良い栄養価の高い食事を食べさせるようにしましょう。

特に、質の良い睡眠は免疫力を高めるのに欠かせませんので、家族皆で早く床に就くようにしましょう。

おたふく風邪に感染するのはどれぐらいの期間??

個人別に異なりますが、おたふく風邪の症状は大きく分けて4段階あると言われています。

①感染時

ムンプスウィルスが飛沫感染や接触感染をして体内に入り、感染する。

小さい子供の場合、機嫌が悪い・首周りを痛がるなどの症状が見られる。

頭痛や食欲低下など風邪に似た症状が見られる。

②潜伏期間(2~3週間)

潜伏期間~発症まで他の人に感染する可能性が高いので、この期間は人との接触を出来るだけ避けましょう。

③発症

耳の後ろ辺りが腫れ始めて、3日ほど腫れが目立ちます。

この期間腫れはじめ(2日前~3日後)が最も感染力が強いと言われています。

④回復期

腫れが出始めてから10日間は発症~回復期間と言われています。

学校に行く事が出来るのは、医師の診断の後、症状が落ち着いてからであると言われています。

医師の証明書が必要である場合はこの時期に医師に相談しましょう。

おたふく風邪は思うよりも回復・外出までに時間が掛かると言われています。

子供が複数いる場合は一人また一人かかり始めて皆が治るまでに相当の時間がかかりますが、ユッタリとした気持ちで治療してあげましょう。

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おたふく風邪になったら隔離するの

隔離出来る場合は特に潜伏期間(耳の下が痛くなってきた頃)~10日間は隔離して最小限の接触にしましょう。

とはいえ、同居人の場合97.5%が感染すると言われている事を考えると、隔離する意味があるのかどうかは考えるところです。

ただ、2歳~12歳の他の子供がいる場合、感染する時期や学校に持っていく可能性がある事を考えるならば、出来るだけ子供たちの行き来は避けた方が良いと言えます。

子供たちの2次感染を防ぐためには以下のような点に気を付けてあげましょう。

・予防接種

おたふく風邪の予防接種は任意のため、親が受けさせるかどうかを決めなければなりません。

接種は2回行われ、1歳時に最初の接種を行います。

保育園に行く前など、子供たちがウィルスをもらってきそうな環境に入る前には一度検討しておく事が出来るでしょう。

・うがいと手洗い

外から帰って来た時だけではなく頻繁に手洗いうがいを励行しましょう。

また、出来ればアルコール消毒を心掛けましょう。

家族でウィルスと闘う必要があるのです。

・免疫力を高める

病気に負けない体作りが何よりも大事です。

睡眠時間の確保や栄養のバランスが良い食事を心掛けましょう。

・タオルやコップを共有しない

感染者のタオルや食器を他の人と共有しないようにしましょう。


今回は子供のおたふく風邪に注目してきましたがいかがでしたか?

潜伏期間や看病の仕方など参考になれば嬉しく思います。

おたふく風邪以外にも次々と体調を崩しては治り、の繰り返しですがそうやって元気に育っていくものなのだと思えば、度々落ち込む事もありませんね。

おたふく風邪に関しては一度かかれば抗体が一生続くと言われていますから、そのご心配いらないと考えて看病にあたってあげましょう。

お大事にしてくださいね!

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