おたふく風邪になったら学校はいつからいける?診断書は必要?兄弟の登校はOKなの?

目安時間:約 5分

子供が学校から持って帰ってくるものは宿題といろいろなウィルスですね。

おたふくなど感染病が流行りだすと、心配になりますね。

おたふくは予防接種は受けても軽度の症状は出る事が知られています。

潜伏期間や症状はどのように見分ける事が出来るのでしょうか?

今回はおたふくになった時に覚えておきたい、外出や通学の疑問を一緒に解いていきましょう。

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おたふく風邪にかかったら学校はいつからいける?

「第二種学校感染症」とされているおたふく風邪にかかると、医師による完治診断が出るまで学校は休まなければなりません。

症状は感染後3日以降に最も強い症状が現れて、次第に軽くなってくると言われていますが、その子供のよって異なる事も覚えておきましょう。

基本的には、以下にあげたような症状が出て、スッカリ治るまでには通常2~3週間は自宅で待機しなければならないと言われています。

・発熱

39度の発熱が出る場合があります。

出ない場合もありますので、観察が必要ですね。

・耳下腺の腫れや痛み

ほっぺやリンパ腺辺りが腫れて痛がります。

・鼻水や咳、顎や喉の痛み

耳下腺炎の影響で口の中や耳の下辺りが腫れたり痛くなったりします。

小さい子供さんの場合は食欲が出なかったり、食べたがらないなどの症状が出ます。

・倦怠感

元気がない、疲れているなどのいつもと異なる症状が現れます。

外出は症状が治まるまでは最低限度に留めて、出来るだけ人込みは避けましょう!

おたふく風邪になって学校に行くときは診断書が必要?

では、医師の診断書についてここで少し触れておきましょう。

医師の診断書とは、学校や会社に提出する証明書の事で、医師が患者の診察の後感染する恐れがないもしくは低いと判断した時に発行してくれます。

「おたふく風邪」の場合、診断書が入手出来るまでに以下のような点に気を付けてあげてください。

①おたふく風邪症状(耳下腺炎・発熱などが主)が出てから5日以上経過している

②耳の後ろなどしこりが残っていない(炎症が治まっている)

③症状は治まっても潜伏期間は2~3週間と言われているので、様子を見て必要であれば学校を休ませる

④口腔内や喉の腫れや痛みが治まっている

⑤食事が食べられるようになった

食べられないために体重や体力が落ちる傾向があります。

体調管理に気を付けてあげましょう。

⑥医師の診断で外出または通学許可が下りた

医師の証明書は直ぐに書いてもらえます。料金的には地域によって異なり無料~500えんが相場のようです。

一度病院に問い合わせてみると良いもしれませんね。

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おたふく風邪の症状が出ていない兄弟は登校してもいい?

最後にもう一点あげておきたいのは、おたふく症状が出ていない他の家族についての注意点です。

おたふくにかかったことがない兄弟が同居している場合には以下のような点に気を付けて判断しましょう。

・通学…兄弟がおたふくであると診断されても移る場合、移らない場合があります。

通学は出来ますが、体調管理(うがい手洗い)を始め、特にマスクの使用など予防に努めましょう。

・放課後…体調が悪い兄弟のそばで大きな音を立てて騒がないようにしましょう。

お友達を家に呼ぶのはその子供が感染してしまう事に繋がるので、しばらく控えましょう。

・予防

予防接種は最低4か月必要であるとされています。

ですから、急いで注射を受けに行ってもおそらく遅いと言えます。

予防には手洗いうがいを始め、おもちゃの消毒など出来るだけ病原菌を体内に入れない工夫をしましょう。

・自宅待機

それでも飛沫感染・空気感染で広がるため、兄弟には高確率で感染すると言われています。

症状が現れ始めたら早めに病院に連れて行ってあげましょう。


いかがでしたか?

おたふく風邪は何週間にもわたって自宅待機を強いられる事もあり、子供にとっても親にとってもつらい感染病といえますね。

また、子供が何人もいる場合いつになったら外出出来るのかと待ち遠しくなってしまうかもしれません。

医師によく相談しつつ、正しい判断とゆとりを持った看病で頑張って乗り越えてくださいね。

お大事にしてください!

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