帯状疱疹　何科に行けばいい

帯状疱疹になった時には何科に、どのタイミングで行けば良いのか迷うかもしれません。

特に、顔に出来た帯状疱疹は眼科や耳鼻科など皮膚科では処置しきれない症状も出る可能性があるため、医師の指示はもちろんですが、個人的にも知っていて損はしない事でしょう。

今回のテーマは、帯状疱疹になった際に知っておくべきサイド情報をあげていきます。

症状の段階に合わせて順番に見ていきますので、参考にしてください。

では、さっそく見ていきましょう。

帯状疱疹かもしれない時は何科に行けばいい？

初期症状にはいろいろなものがあります。

・皮膚に痛みや痒みといった違和感が続く。

・目や肌がヒリヒリ・チクチクする。

・頭痛が続く、ボンヤリする。

・赤みや疱疹が見られる。

この段階で大きな病気が隠れていると思う人は少なく、風邪もしくは「虫刺され」「かぶれ」などが一般的な意見です。

しかし、万が一に備えて受診しておきたいというのは誰もが考える事で、実際この段階で受診した人は回復も早いと言われています。

では、初期の段階で行くべき科はどこでしょうか?

①皮膚科

最も最初に考える科であるかもしれません。

ただ、皮膚科では待ち時間や開院曜日が限られているため、受診が遅れてしまうという難点があるかもしれません。

皮膚科によっては必要に応じて、眼科や耳鼻科の紹介をしてくれる場合もあります。

②内科・神経内科

内科の利点は緊急事態に応じて点滴や塗布薬を処方してくれ、病院が開いていないという事もありません。

また、入院・点滴が必要である場合にも内科で適切な処置をしてくれます。

どちらを選んでももちろん、帯状疱疹に対する処置はしてくれます。

帯状疱疹で病院に行くタイミングは？

では、帯状疱疹で受診するタイミングはいつが良いのでしょうか？

ズバリ。

一刻も早くです。

特に、抗ヘルペスウィルス剤の服用もしくは点滴は発症してから数時間後に始めるのが最も効果的であると言われています。

病院によっては、受診のその場所で服薬をすすめる場合も多いようです。

ですから、早めに受診をした方が良い事は分かりますね。

帯状疱疹なのかどうか分からない段階の場合はどうでしょうか?

以下のような点を覚えておきましょう。

■市販薬は使わない方が望ましい

痒みや痛みを取り除きたい場合でも、市販の薬はステロイド薬など抗ヘルペスウィルス剤の働きを抑えてしまうものもあります。

■皮膚科が診察できない場合、内科でも良い

時間帯や曜日によっては皮膚科が受診出来ないもしくは、待ち時間が長いなどの場合があります。

そのような場合には内科を受診して、早めの処置をしてもらいましょう。

■耳鼻科や眼科は並行して受診する

症状が耳や目に現れる場合があり、何かを受診するべきか迷うかもしれません。

専門医の意見にも寄りますが、症状が改善しない場合や心配な場合は他の科も受診する事が良い事が多くあります。

帯状疱疹になったらいつ頃からペインクリニックに行った方がいいい？

帯状疱疹の治療として、痛みがひどい場合はペインクリニックでの神経痛治療がすすめられる、もしくは選択出来る場合があります。

特に、後遺症が出ないように皮膚科と並行して治療が進められます。

ペインクリニックでは一般的に以下のような処置が施されるようです。

■神経ブロック

痛みを感じる交感神経をブロックする事で、痛みを和らげて神経の回復を図ります。

長い人は何か月も痛みの後遺症に悩まされる事を考えると、この治療は必然であると言えますね。

■経皮的脊髄電気刺激療法

聞くだけで、ショックが来そうな名前ですが、ペインクリニックではよく使われている治療法のようです。

■薬物療法

漢方薬・抗不安剤・抗けいれん剤・消炎鎮痛剤・抗不整脈剤など後遺症を抑える薬物の処方が行われます。

長く続ける事で効果が期待出来る場合が多いようです。

■その他

赤外線治療や光線療法など患部を温める事で痛みを緩和させる治療もよく使われるようです。

どちらにしても、後遺症をシッカリ治しておかないと一生涯続く痛みに悩まされる事になってしまうかもしれませんので、早めに治療を始めましょう。

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通常、帯状疱疹に掛かった場合最低でも2週間長くて数ヶ月も通院を強いられる事が多くあります。

それでも、後遺症が引き起こす痛みを完全に抑えるために通院とペインクリニックでの処置は欠かす事が出来ません。

症状が軽いと侮らずに、医師の完治を聞くまでは根気強く通院しましょう。

また、帯状疱疹を繰り返さないためにも、生活を改めて無理なく仕事や子育てが出来る状況に変えていく事も必要です。

お大事にしてください！