帯状疱疹 ストレス

帯状疱疹は「水疱瘡」に掛かった人なら誰にでも掛かる確率がある病気であると言われています。

ただ、年齢や性格によってなりやすいタイプがあるようです。

ストレスはその中でも上位を占める原因で、多くの人が仕事が休めなくて・子育てが大変でといった疲れの絶頂で発症してしまっています。

今回のテーマでは、帯状疱疹が発症する前に気を付けておきたい幾つかの注意点をあげています。

痛い経験をする前に、ぜひ参考にしてくださいね。

帯状疱疹はストレスでなるの？

40代前半の友人は仕事が忙しく、子育てが大変で、冬の時期だった事が原因して、突然帯状疱疹を顔面に発症しました。

彼女の場合は、処置が早く1週間自宅療養で何とか動けるように回復しましたが、おでこに出来た傷跡は、今でも、その時に生じた痛みを周りに伝えています。

このように、仕事や子育てのストレスは大きな原因になり得ますが、以下のようなことが原因でストレスを抱えないように気を付ける必要があります。

・責任が重い立場にいる

職場で大きな責任が圧し掛かっているなら、風邪をひいても治り難い・疲れが取れないなど兆候が出る事でしょう。

出来るだけ早く、適切な休養を取る必要があるかもしれません。

・夜勤、または不規則な仕事

夜勤の職業は体の免疫器官を妨げる事があります。

睡眠時間を出来るだけ確保して、質の良い睡眠を心掛けるようにしましょう。

・運動不足

免疫力を高めるためには適切な運動と太陽の陽がとても大事です。

特に、高齢者は運動の機会が減るため免疫を高めるには努力が必要でしょう。

帯状疱疹は疲れが溜まっているときになりやすい？

義理の姉（50代）は慣れない海外生活（1年目）と、３５度を超える連日の暑さで、突然、帯状疱疹になってしまいました。

彼女の場合は、自宅療養で3週間痛みを耐え忍んでようやく動けるようになったとの事です。

このように、疲労が溜まると帯状疱疹になりやすい事が分かります。

上述のストレスと同じく、生活の中で疲れが出やすい要素があれば、この機会に改善しておきましょう。

・付き合いが多い

旅行や飲み会カラオケなどなど、ストレスを発散しているつもりでも体が疲れている時には逆効果になってしまう事があります。

時には、静かにユックリ過ごす事の方が、体調を良くする場合も多い事に気が付くかもしれません。

・完璧主義である

家事に仕事に忙しい時でも、体を壊してはどうしようもありません。

疲れている時には家事を手抜きするか、助けを求める事が知恵の道です。

帯状疱疹のその他の原因はお酒の飲みすぎも関係する？

お酒を飲む事がストレスの原因になってしまう事もあります。

たしなむ程度なら大丈夫ですが、大量になると健康にも良くありません。

その理由としては以下のようなものがあります。

・血管を不必要に拡張する

心臓がドキドキする・顔が赤くなるなど内臓や皮膚に影響が現れやすい場合があります。

お酒に強い人でも、肝臓などの隠れた臓器に確かに影響するので侮ってはいけません。

・ストレスがたまりやすいくなる

お酒によってストレス解消する事は、逆にストレスをためてしまう事もあります。

それで、お酒の量が増えても何も解決しませんね。

・免疫力を下げる

お酒を飲むと免疫力が下がり、帯状疱疹を起こしやすい条件を作ってしまう事があります。

疲れを取るためにはお酒ではなく、休養が大事です。

・抗ヘルペスウィルス剤の働きを妨げる

帯状疱疹になった後でも、完治までは禁酒をしましょう。

完全に治るまでは妨げるものを避けなければなりません。

・血流が悪くなる

ドロドロの血流は内臓はもちろん、お肌にも良くありません。

お酒は、極力避けなければならない事が分かりますね。

---

いかがでしたか?

帯状疱疹はその時だけではなく、治った後でも神経痛などの後遺症を引き起こす事がある怖い病気です。

痛い経験をする前に、十分体を休めてくださいね。

一度帯状疱疹になった経験がある人が皆思う事が、「休んでおけば良かった」という後悔の思いです。

特に、休みたくても休めないポジションの人は出来るだけ直ぐに時間を「作って」体を休ませてあげましょう。

お大事にしてくださいね！