子供の予防接種は種類や時期など色々な要素が関係するので難しく感じますね。
麻疹(はしか)とインフルエンザの予防接種について検証していきます。
同時に受けても良いのか、どのくらいの間隔をあけるべきなのか、詳しく見ていきましょう。
最後に、予防接種に向けての準備点もあげていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
それではさっそく見ていきましょう。
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麻疹の予防接種は0歳の時に必ず1回は受けているとしても、その後2回受けなければならない事をご存じだったでしょうか?
一昔前までは子供の頃に受けたので心配ないとされていた病気ですが、最近では予防の強化が見直されて、1歳の時に1回目と小学校1年生の間に2回目を受けるように義務化されてきています。
ですから、大人でも一度抗体検査をしてもらって、必要であれば予防接種を受ける必要があると言えますね。
ところで、麻疹とインフルエンザの予防接種の話に戻りますが、一般的には次のような間隔で受ける事が出来ると言われています。
■麻疹
種類…生ワクチン
年齢…1回目生後6か月から1歳の間に受ける事が出来ます。
2回目…幼稚園の年長さんから小学校の入学前後までに受ける事が出来ます。
他の予防接種…4週間以上の間隔をあけて受ける事が出来ます。
■インフルエンザ
種類…不活性ワクチン
年齢…子供の場合、生後6か月後から受けられます。
通常寒くなる前(秋~冬)に計画されています。
他の予防接種…1週間以上の間隔をあけて受ける事が出来ます。
麻疹の予防接種は回数の義務化が1回~2回に増えて年代によるバラつきがあるため、心配な方は、一度、抗体検査(費用は自費で3000円~7000円)を受けるか、初めから予防接種を受ける(費用は自費で約5000円)事が出来るかもしれません。
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同時に予防接種を受ける事は原則出来ません。
弱毒したとはいえ、ウィルスを体内に入れて抗体を作る段階で体調を心配するためであると思われます。
とはいえ、実際病院では同時注射を奨励する場合もあると言われています。
安全性は日本でも海外でも広く証明されていますが、決定するのは医師の判断の元で親の責任に掛かっているようです。
同時接種のメリットは次のような点が挙げられています。
・任意の予防接種の希望者が増え、予防接種受諾率がかなり上がる
・注射を受ける人が増えると病気にかかる人が減るため、2次感染者も減る
医師に相談した上で、個人的に受ける事に決めた場合には、特に以下のような点に注意しましょう。
①予防接種の時期を確認して間違わないように予約する。
忘れないようにカレンダーに記載しておきましょう。
②予防接種後の副作用(ウィルスが頭痛や発熱などを起こすが数日で自然に回復する)を考慮して、旅行や人込みの中に行かない予定を立てましょう。
③予防注射の当日は37.5度以上の(平熱より高い)熱が出ていないかをチェックします。
④予防接種後は患部を強く擦らないようにすれば、入浴する事が出来ます。
患部を保護して感染を防ぐように入浴しましょう。
もちろん発熱している場合は、入浴禁止です。
日本では現在1歳までに6~7種類のワクチン注射が計画されて、2度目の注射が必須であるものや任意のものを合わせると合計で15回以上の予防接種があると言われています。
子供の泣く回数は毎回になると耐えられない回数に上る事になりますね。
ですから、医師とよく相談して同時に出来るものはその日に終わらせてあげたくなる気持ちも理解出来ます。
いかがでしたか?
特に予防接種は時期や種類が異なるため、親の判断と決定が必要になります。
掛かりつけの医師によく相談した上で、その年に流行りそうであると言われる病気に関する情報にも通じておく必要がありますね。
子育てで忙しく、通院も後回しになりがちですが小さな命が大きな病気の危険にさらされる事がないように気を付けてあげましょう。
子供たちの健やかな成長を願っています。
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