麻疹とは、ウィルス感染による急性熱性発疹症の感染症で、別名「はしか」とも言われています。
人間のみに感染し、その感染力は非常に強く、免疫がない人だと概ね9割の方は感染してしまうと言われているほどの病気です。
日本では予防接種がポピュラーとなっていますが、ワクチンを受けたあとに副作用が出ないのか、ちょっとでも心配な方はいると思います。
そこで、今回は麻疹の予防接種の副作用についてお話を進めましょう!
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副作用について報告されている症状としては、発熱、発疹、腫れ、蕁麻疹、アレルギー反応などが挙げられます。
どの症状も通常であれば1~3日ほどで良くなると言われていますが、まれに3日以上長期にわたって症状が続く場合もあります。
このときは医療機関で相談してくださいね。
さまざまな副作用が発生する可能性があることがわかりましたが、一体どの副作用症状が頻繁に出てしまうのでしょうか?
麻疹の予防接種の副作用として最も多く報告されているのは、発熱です。
接種して5~14日後に、2~3割の確率で発症すると言われています。
麻疹は生ワクチンとなっており、体内でウィルスが増殖するため、こういった副作用が出るんですね。
ほとんどの人が微熱程度の37.5度前後ですが、38.5度以上発熱する方もまれにいらっしゃるようです。
それに伴い、熱性けいれんを引き起こしてしまう方もいて、極めてまれではありますが、脳炎の発生もあったようです。
熱性けいれんを起こしたことがある方、体質的に自分は起こしやすいと思われる方は、接種時に医師へ相談してくださいね。
発熱は1~2日ほどでおさまりますが、それ以上続く場合は予防接種を受けた病院へ行きましょう。
自宅での対処法としては、冷やしてあげることが先決でしょう。
予防接種以外のことが原因となって熱発している可能性も少なからずありますので、熱が出た翌日に診察を受けることをおすすめします。
高熱が出てあまりにもしんどそうでしたら、解熱剤を使用することもいいかもしれませんね。
水分補給も忘れずに行ってくださいね。
万が一自宅でけいれんを起こしたときは、身体を横向きにして着ている洋服を出来るだけゆるめてあげてください。
けいれんのようすをよく観察し、体温を測って、病院に連絡するようにしましょう。
だいたい数分でおさまると言われていますが、医師の判断を仰ぎましょう。
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発疹の副作用もよく報告されており、発熱の副作用に伴って1~2割の方が発疹ができたと訴えています。
これも生ワクチンが原因であると言われていますが、こちらの症状も2~3日で治まると言われています。
自宅での対処法としては、発疹の他に何も症状がなく、全身状態が良ければ、翌日の診察で大丈夫と言えるでしょう。
しかし、強いかゆみを伴う場合や発熱を伴う場合、かなり不機嫌で眠れない場合は医師に相談してみてください。
いかがでしたか?
発熱、発疹がよく見られる副作用なので、じっくりようすを観察しておきましょう。
他に心配な点としては、食物アレルギーやアナフィラキシーショックですね。
お子さんのアレルギーをしっかり理解して、それを医師に伝えておきましょう。
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