夏に流行する疾患としてプール熱が有名ですね。
お子さんがアデノウィルスに感染し、プール熱を発症してしまったとき、大人にもうつってしまうのでしょうか?
子供に多くかかる病気だと思って、何も気にせずに看病していて大丈夫なのでしょうか?
子供が苦しんでいると、つい自分の事は考えずに子供のケアをしてしまいがちです。
また、周りの他の大人、高齢者の方が一緒に住んでいる場合はどうなのでしょうか?
今回は、プール熱がお子さんから親へと感染するのか、感染したらどの診療科で診てもらえばいいのかを詳しくお話していきましょう。
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咽頭結膜炎、いわゆるプール熱とは、アデノウィルスが原因となって発熱や咽頭炎、結膜炎などを引き起こす病気です。
患者数の6割が5歳以下のお子さんだと報告があるように、子供間でよく流行する疾患です。
ただし、子供だけがかかる病気だと言うわけではなく、大人へも感染することがあります。
アデノウィルスの感染力は非常に強いと言われており、くしゃみなどの飛沫感染、鼻水や便の処理などからの接触感染によって、子供から大人へと容易に感染してしまいます。
例えば、同じタオルを使用することでも感染のリスクを高めてしまっているんです!
症状としては、お子さんがかかるのと同じように発熱や咽頭炎、結膜炎が主です。
特に注意したいのは、高齢者や免疫力の落ちている大人への感染です。
まれに呼吸障害を起こしたり重症化することもあります。
家族内でお子さんが感染したときには、看病する大人にもうつらないよう注意が必要ですね。
大人のプール熱に特徴的なのが、喉の症状。
咳や喉の痛みが長く続き、ときには喉に白いブツブツができることもあるようです。
食べ物が飲み込みにくいほどの症状を訴える方もいるようですが、水分補給もままならないと十分な栄養を摂取できず、なかなか回復もしません。
こういうときは食事しやすく工夫する必要がありますね。
ウィダーインゼリーなど喉越しのいいものを摂取したり、刺激物は避けて味の薄いものを食べるようにしましょう。
飲み物も冷たい飲み物は気道を狭くして症状を悪化させてしまうので、出来るだけ温かい飲み物を飲むようにしてくださいね。
また、喉の痛みの緩和方法としては、ロキソニンなどの痛み止め薬の服用が有効であると言われています。
他の方法としては、殺菌効果があると言われているイソジンやお茶でうがいをすること、乾燥を防ぐためにマスクをすることなどが、喉の痛みを緩和する効果があると期待されています。
試してみてくださいね。
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お子さんがかかったときは小児科へ行きますが、大人はどの診療科にかかればいいのでしょうか?
大人が感染したときは、内科か耳鼻咽喉科にかかることをおすすめします。
結膜炎がひどいようでしたら眼科を受診するのも良いでしょう。
では、内科か耳鼻咽喉科かどちらをかかればいいのかという疑問がわきますが、迷ったときはまず内科へ行ってみましょう。
ウィルスに感染しているかどうか検査してくれ、比較的すぐに結果が出ますよ。
また、咽頭炎がひどければ耳鼻咽喉科へ行く等、自分の症状によっても判断してくださいね。
いかがでしたでしょうか?
お子さんが幼稚園などでプール熱をもらってきたら、感染が広がらないよう、しっかり感染対策を行ってくださいね。
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