手足口病がうつることは兄弟である?一緒にお風呂に入るのはダメ?

目安時間:約 4分

手足口病とは、手足を中心に水泡性発疹や口内炎ができる病気ですが、よく夏季にお子さんの間で流行します。

もしお子さんが手足口病にかかってしまったとき、兄弟間でうつってしまうのでしょうか?

お風呂には一緒に入ってもいいのでしょうか?

今回はそれらについてお話してまいりましょう。

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手足口病がうつることは兄弟にある?

手足口病はウイルス性の感染症で、感染経路はくしゃみなどでの飛沫感染、手が触れたりすることでの接触感染が主です。

兄弟間では、同じおもちゃを使っていたりすると、手足口病にかかったお子さんが舐めたり触れたりしたおもちゃを貸し借りして感染してしまう場合があります。

また、手足口病の症状が落ち着いたころでもウイルスは便の中に含まれているので、

お母さんがおむつ交換したあとの手で他のお子さんに触れることによって感染してしまうこともあるそうです。

それに加えて、手足口病の原因菌はエンテロウイルスとコクサッキーウイルスですが、これらの種類は複数あるため、

1度かかったことのあるお子さんでも別のウイルスによって再び感染してしまう可能性もあります。

1度かかっていて免疫があるから大丈夫!・・・ではありませんので、感染しないよう予防はしっかりしておいてくださいね。

予防としては、マスクの着用や手洗い、うがいをしっかり行うこと。

テーブルやおもちゃなど手がよく触れるところには消毒剤などを使ってウイルスをこまめに拭き取り除菌を行いましょう。

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手足口病の兄弟とお風呂に入るとどうなるの?

ここで、手足口病にかかったお子さんと一緒にお風呂に入ってもいいのでしょうか?

先ほどから申している通り、接触感染の恐れがあるので、出来るだけ一緒には入らないようにしましょう。

特に身体に水泡性発疹ができているときは、浴槽のお湯を介してうつってしまう可能性が高いと言われています。

また、手足口病に感染中は、水泡が潰れて化膿してしまうこともあるので、お風呂で身体を洗うときに気を付けなければいけません。

さらに、お風呂に入ることで体温が上がり、痒みが増してしまうことも考えられますので、感染中のお風呂は控えることをおすすめします。

手足口病にかかっている間は濡れたタオルなどで身体をやさしく拭いましょう。

お風呂に入りたい場合は、家族の中でも最後にお風呂に入り、湯船にはつからず、低めの温度設定をしてシャワーを浴びるようにしましょう。


いかがでしたか?

手足口病はお子さんだけでなく大人にも感染することがありますので、家族内で蔓延しないようしっかり感染予防をしてくださいね。

ごくまれに脳炎を起こしてしまうこともありますので、注意を怠らずお子さんをしっかり看てあげてください。

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