1~5月頃はロタウイルスが流行る時期ですが、できればつらい思いはしたくないですよね。
予防接種を受けたいと思っても、費用がどのくらいかかるのかなど気になるところです。
そこで、今回はロタウイルス予防接種の費用に関してお話してまいりましょう。
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ロタウイルスの予防接種には、2回接種のロタリックスと3回接種のロタテックの2種類あります。
地域によって費用に差はありますが、ロタリックスの場合は、1回につき、平均12,000円~15,000円なので、総額は、24,000円~30,000円かかります。
一方、ロタテックの場合は、1回の値段は多少安くなり、平均8,000円~10,000円となりますが、3回合計すると、2回接種と同等で、約24,000円~30,000円となります。
比較的高いと言われる中に入る予防接種ですが、下痢や嘔吐、さらには重症化すれば命にかかわる病気になりますので、受けておきたいところですね。
ただし、両者ともに受けることのできる期間が決まっているので、注意が必要です。
ロタリックスの初回接種は生後6週~20週までに、2回目の接種は生後10週~24週までに、ロタテックの初回接種は生後6週~24週までに、
2回目は生後10週~28週までに、3回目は生後14週~32週までに受けなければいけません。
1日でも過ぎてしまうと、ワクチンを接種することができなくなるので、他の予防接種も含めきちんとスケジュールを立てることが大切ですね。
これだけ高い費用がかかるとなれば、公費や助成金が出るのかどうか、疑問に思いますよね。
実は、ロタウイルスの予防接種に関しては、受けるかどうかを決定する側の意思に委ねる任意接種となっておりますので、基本的には自費でワクチンを打つことになっています。
健康保険も適用外となってしまうので、経済的に負担がかかってしまいます。
ただ、近年になって、地域によっては一部助成金を出してくれるところもあります。
自分たちの住んでいる自治体に問い合わせてみるか、ホームページなどで確認してみましょう。
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これだけ高い費用のかかる予防接種、受けるべきかどうか悩みますよね。
家族全員受けた方がいいのか、という点でも悩むところです。
気を付けたいのは、ロタウイルスの予防接種は生ワクチンだということ。
経口摂取となるので、ワクチンを受けたあと1週間ほどは便にウイルスが混ざっています。
ここから家族にウイルス感染してしまう可能性もありますから、処理に十分な注意が必要です。
また、予防接種を受けたからと言って、ロタウイルスに絶対かからない、というわけでもありません。
統計的に、5歳までには必ずかかるとも言われているロタウイルス。
それでも予防接種を受けていれば、重症化も避けることができると言われています。
予防接種はロタウイルスにかかることを防ぐものではなく、重症化するのを防ぐことに効果があるとされているので、
予防接種によって免疫を作り、症状を軽減させることが大事なのです。
いかがでしたでしょうか?
費用が高い、接種期間が決まっているなど、いろんな制約のある予防接種ですが、お子さんのつらいところを見たくないですし、
何よりロタウイルスに感染してしまっても重症化することなく過ぎ去ればいいですよね。
まずは自分の住んでいるところの自治体のホームページを開いてみませんか?
お母さん一人で背負わず、家族とも話し合って決めていきましょうね。
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