アトピー性皮膚炎の赤ちゃんのお風呂の時の石鹸や保湿剤は何がいい?

目安時間:約 7分

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アトピー性皮膚炎の赤ちゃんをお風呂に入れるときに石鹸は何が肌にいいだろうとか、お風呂上りに保湿剤を使ってもいいのかな~などと思いますよね。

今回はアトピー性皮膚炎の赤ちゃんがお風呂に入るときに気を付けたほうがいいことを踏まえて石鹸や保湿剤についてまとめてみました。

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アトピー性皮膚炎の赤ちゃんのお風呂について

アトピー性皮膚炎の赤ちゃんが痒がっているとお風呂はどうしたらいいだろうって思いますよね。

清潔にするためにも汗や汚れを落とすためにもお風呂はちゃんとした方法で入れたいですよね。

赤ちゃんのお肌はとても敏感なのでお風呂の時に強くこすって洗うのはやめた方がいいですね。

お風呂は赤ちゃんにとっても気持ちいものです。

でも長湯はアトピー性皮膚炎を刺激して悪化させてしまうので5分から10分ぐらいで終わらせるようにしましょう。

その時の温度ですが大人と同じ温度では熱過ぎます。

大人のアトピー性皮膚炎の人でもお風呂は38度ぐらいで入られます。

あまりお風呂のお湯が熱いと血液のめぐりがよくなり体中が痒くなってしまうからです。

真冬でなければ37度から38度ぐらいで赤ちゃんにお風呂を入れてあげるといいですね。

お風呂は汚れを落とすために入るのですが、一緒に潤いも落ちてしまうのでカサカサの乾燥したアトピー性皮膚炎の赤ちゃんの場合は肌のバリアが薄くなってしまうので気を付けましょう。

お風呂体た時もバスタオルでごしごしこすって拭かないようにして、そっと抑える感じで全体を拭くといいでしょう。

アトピー性皮膚炎の赤ちゃんに石鹸は使ってもいい?

アトピー性皮膚炎の赤ちゃんにお風呂で石鹸を使うかどうかは二分されています。

石鹸を使わない派が多いでしょうかね。

石鹸を使わずにガーゼでやさしくぬるま湯をかけながら拭いてあげるだけのご家庭が多いようです。

実際に石鹸を使わなくなってからアトピー性皮膚炎の症状が緩和したという方も見えますし、石鹸を使わなくても体の表面についた汚れは落ちます。

ですので石鹸を使わなくてもそれでも問題ないのですが、もし石鹸を使うとしたら固形石鹸のほうが余分な成分が入っていないのでしっとりとします。

大人用のボディーソープは赤ちゃんには強いかもしれないのでやめた方がいいでしょう。

固形石鹸で裏の表示に水、石鹸素地と書かれている純石鹸がいいといわれています。

市販でもアトピー性皮膚炎の赤ちゃん用の石鹸がたくさん出ていますが余分成分があまり入っていないものがいいですね。

赤ちゃんによってあうあわないがあるのでいろいろ試してみるといいと思います。

ただ、一日使って次の日はまた違う石鹸とかにしてしまうと効果がよくわからなくなるので1週間ぐらいを目安に使ってみるといいと思います。

無添加の純石鹸はいろんなメーカーが出されていますし、値段も100円ぐらいからあるので家計にも負担は少なくてすみます。

日によってアトピー性皮膚炎の症状がひどい日もあるとおもいますがその時は石鹸を使わないで汗だけ流す感じでもいいと思います。

純石鹸はおすすめですがアトピー性皮膚炎は肌のバリア効力が弱いので純石鹸だからといってゴシゴシと洗うのは肌に負担がかかるのでやめましょう。

病院で処方された薬はいきなり完全にやめてしまうとひどくなることもあるので、使う量を徐々に減らしていくなどして純石鹸と薬とをうまく活用されるといいと思いますよ。

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アトピー性皮膚炎の保湿剤で赤ちゃんにも使えるものは?

赤ちゃんでも使える保湿剤はたくさん市販でも売っています。

でも本当に赤ちゃんに使えるものは少ないかもしれないですね。

アトピー性皮膚炎に効くとか書かれているとそれを信じてしまう親御さんも多いでしょう。

安易に飛びついてしまわないようにどんな成分が赤ちゃんにとっていい保湿剤なのかを知ることが大事です。

アトピー性皮膚炎は皮膚のバリアの効力が弱くなって発症するものです。

ですから皮膚をなるべく正常に近くなるように保湿してあげることがバリア効力を高めることになります。

よく美肌の化粧水などで「セラミド」という言葉を聞くと思いますが、この「セラミド」は皮膚の形成にとても重要な成分なのでこのセラミドが入っているものは効果が期待できます。

セラミドは皮膚から水分を蒸発するのを防ぎ体内に保持する性質を持っています。

セラミドが少ないとカサカサした皮膚になってしまいそのため刺激となってアトピー性皮膚炎の症状が悪化することがあります。

保湿剤を選ぶときは成分表をみてセラミドの表記が多いもののほうが当たり前ですがセラミドの成分が多いことになります。

アトピー性皮膚炎の赤ちゃんは体内の水分を蒸発させてしまい体内の水分が少なくなってしまうのでそれを防ぐためにセラミド入りの保湿剤を塗るといいでしょう。

お風呂上りは特に潤いも一緒に流れてしまうので全身にセラミド入りの保湿剤を塗ってあげるといいでしょう。


アトピー性皮膚炎の赤ちゃんのお風呂はどうしたらいいかと思っている方に少しでもお役に立てば幸いです。

擦りすぎない、熱過ぎないことに注意して汚れをさっと落として保湿する感じでケアしていくといいのではないかと思います。

今日はよかったのに明日はアトピー性皮膚炎がひどくなることもあるかもしれませんが、その時の状況で石鹸を使わないようにするなど工夫をしてみてくださいね。

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