生理の時の眠気が異常なのはいつまで続く?一発で目が覚める解消の仕方は?

目安時間:約 4分

生理中、眠くて眠くて仕事が手につかない・・・とお悩みの方、いらっしゃいませんか?

一体この眠気の原因は何なのでしょうか?

また、生理中のこの睡魔はいつまで続くものなのでしょうか?

今回は生理中の眠気についてお話を進めてまいりますね。

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生理の時の眠気が異常なのはなんで?

早速、生理時に異常に眠いのは何故なのでしょうか?

まず、女性ホルモンの説明からしていきます。

生理周期で重要となるのは「エストロゲン」という卵胞ホルモンと「プロゲステロン」という黄体ホルモンです。

卵胞期は生理から次の排卵までの期間のことを指しますが、この期間にはエストロゲンが多く分泌され、基礎体温は低温をたどる低温期になります。

次に、黄体期は排卵から生理までの期間のことを指しますが、この期間にはプロゲステロンが多く分泌され、基礎体温は高温をたどる高温期になり、いわゆる排卵期に入ります。

実は、人間の身体は体温が低くなる時期に眠くなり、逆に高くなる時期に覚醒するようにできているんです。

よって、高温期にあたる黄体期は、夜間でも体温が低くなりにくいため、眠っていても質のいい睡眠ができない状態であると言え、そのため生理時は昼間に睡魔が襲ってくることが多くあるのです。

ちなみに、妊娠初期もこの状態であると言えます。

生理の時の眠気はいつまで続くの?

仕事をしている間にも眠すぎて作業に手がつかない、とお悩みの方もいらっしゃると思います。

一体この眠気はいつまで続くのでしょうか?

眠気の原因であるプロゲステロンは、生理の予定日より約2週間前から生理前にかけて分泌量は増加していくので、生理前までのこの期間は眠気の症状が出やすいと言われています。

個人差はありますが、多くの場合は生理の2~7日前に眠気がひどくなると言われています。

生理終盤になると、だんだんプロゲステロンが減少しだし、エストロゲンの増加が始まります。

このころから眠気はあまり感じなくなりますよ。

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生理の時の眠気の解消の方法は?

まずは自分の身体のサイクルを知りましょう。

基礎体温を測ることから始めてみてはいかがでしょうか。

自分がどの時期に一番ひどい睡魔に襲われるかを知っておくことで、対処もできますよ。

このサイクルを理解し安心することでストレスが減り、眠気がこなくなったと言う方もいるようですよ。

そして、自分のホルモンサイクルについて理解した後は、質のいい睡眠をとるために、就寝時間を一定にしたり、朝起床したときになるべく太陽光を浴びてみたり、

寝る3時間前に適度な運動をしたり、寝る前にカフェイン摂取、テレビ視聴、パソコンや携帯の使用を避けてみたりしましょう。

生活サイクルを調整しても改善が見られなければ、医療機関へ相談してみてもいいかもしれません。

月経前不眠症や月経関連過眠症といった病魔である可能性も少なからずあるかもしれません。

きちんと医師とお話をした上で治療や処方を受けてくださいね。


生理前の黄体期、ホルモンバランスの乱れから、さまざまな体調不良が起こりやすい時期です。

心も身体も不安定になりがちで悩み込んでしまうかもしれませんが、できるだけリラックスできるよう、ストレスを溜めずに生活してくださいね。

自分のホルモンサイクルやライフスタイルに合わせて工夫して日々を過ごしてくださいね!

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