頭痛で妊娠の飲める薬はカロナールだけ?効かないときはどうしたらいい?

目安時間:約 6分

もともと頭痛持ちの人は妊娠期間中に頭痛がひどくなるという事を聞きます。

今までなら、服薬で直ぐに治す事が出来たかもしれませんが、赤ちゃんがいるとなると何かと考えなければならなくなります。

私も片頭痛に悩まされてきましたが、妊娠を機会に頭痛薬の事を心配するようになりました。

痛みが即効で治まるというのは怖い事かもしれません。

赤ちゃんに教えてもらった頭痛の治し方をここでは紹介します。

参考にしてください。

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頭痛で妊娠が薬を飲むときに注意することは?

妊娠中は特にホルモンのバランスが崩れやすく、体を動かす機会も減って来るため誰でも頭痛を起こしやすくなります。

鎮痛剤にはいくつかの異なった成分があり、そのほとんどが妊娠初期または、妊娠期間中に使用出来ない物があります。

以下は、その成分の代表的なものです。

■アセトアミノフェン

鎮痛剤の中では比較的弱い効き目の成分ですが、妊娠中期以降には使用が可能と判断する医師が多い成分です。

市販薬の「ノーシン」や「小児用バファリン」などにもこの成分が使われていますが、注記には使用上の注意として「妊娠または妊娠していると思われる人は要相談」と書かれています。

■アスピリン

「抗血小板薬」とも呼ばれ、血液の流れを良くする事で頭痛を楽にすると言われています。

アスピリンの量によっては退治に大きな影響を与える場合があるので、使用には必ず医師や薬剤師のアドバイスを聞くようにしましょう。

また、産婦人科でも血流を良くして胎児の成長を守るために処方される事があります。

■イブプロフェン

「イヴ」や「バファリンルナ」などの成分として使われていますが、妊娠中特に後期には使用出来ません。

妊娠の頭痛に飲む薬はカロナールならOK?

片頭痛の服薬として「カロナール」が病院で出されるかもしれません。

カロナールについて見ていきましょう。

①比較的効き目の弱い「解熱鎮痛薬」と言われています。

上記で挙げた「アセトアミノフェン」が成分です。

②妊娠後期の服用で胎児に「動脈管収縮」のリスクがある事が2012年4月以降中期に加えられました。

③妊娠周期や妊婦の健康状態など一人一人異なるので、病院で処方された場合でも医師の指示に従って容量や用法を守る事が大事です。

④市販薬にもこの成分が使われているものがありますが、自己判断は厳禁です!

必ず、医師や薬剤師に相談しましょう。

⑤低い確率とはいえリスクがある事を考えれば、使用を控えるか最低限にとどめる事が安全性を高める最善の方法であると言えます。

頭痛はとてもつらいですが、カロナールは優しい成分のため効果がないという声もあります。

そうなれば、使用を止めて、服薬以外の方法で痛みを和らげる事が出来れば一番理想的であると言えますね。

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妊娠の頭痛に薬が効かない時はどうすればいい?

では、服薬以外で効果的ないくつかの方法を最後に挙げていきます。

片頭痛の場合を中心に考えています。

①シャワーまたは足湯

血行を良くする事が出来、頭痛を和らげてくれます。

「頭が痛くなってきた」と感じた時点であれば、効果を期待出来ます。

40℃ほどのお湯で、10分以内の短い時間で済ませるようにしましょう。

②静かな環境で休む

片頭痛は光や音、臭いなど五感を角に刺激される状況で起きやすくなる事が多いため、出来るだけ光を遮断した場所で静かに休む(出来れば眠る)事が最も効果的であると言われています。

③体を動かす

肩こりやお天気による体のだるさが原因で頭痛を起こす場合、ストレッチなど体を動かして血行を良くする事が鎮痛効果を期待出来る場合があります。

私の場合は、家の掃除をしてきれいになった部屋を見た達成感がよく効きました。

④体を冷やさない

女性の体は思っている以上に冷えています。

特に足元は、ブランケットや靴下など夏場でも冷やさないように気を付けましょう。

同じ姿勢で長くいないように工夫して、時々蒸しタオルを瞼の上に置いて足を少し高くして休むと良いですよ。

⑤マッサージ

ご主人様に肩や肩甲骨の周りをマッサージしてもらいましょう。


特に重要なのはストレスをためないようにする事です。

我慢している事があって頭痛を招いている場合は、医師や家族に気持ちを打ち明ける事で気持ちが楽になります。

この時期には赤ちゃんの事で頭がいっぱいになりますが、ママの体が何より大事です。

ママのリラックスする時間は赤ちゃんがリラックス出来る時間にもなります。

頭が痛くなる事は出来るだけ避けて、元気で可愛いお子様に合える日を楽しみにお過ごしくださいね。

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