帯状疱疹とは、疲れやストレスがたまったり免疫力が低下した際に、身体の神経節に潜んでいたウイルスたちが活動し始め、皮膚に帯状の水ぶくれができる症状のことをいいます。
多くの人が小さい頃にかかる水疱瘡を起こす原因ウイルスと同じで、水疱瘡が治癒したと思っていてもウイルスは神経節に隠れていることが多く潜伏し続けるのです。
帯状疱疹が治るまで1ヶ月弱ほどかかりますが、後遺症として「帯状疱疹後神経痛」になってしまうおそれもあります。
そんな帯状疱疹の後遺症について見ていきましょう。
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帯状疱疹と言えば、以前は50代以上の方々に多数見られる病気でしたが、ここ近年では20~30代にも多くなってきています。
後遺症が残るのは高齢者の方が多いと言われており、皮膚にできた水ぶくれが治ったとしても痛みが消えず、慢性的な痛みとして残ってしまうのが主な症状となっています。
それが「帯状疱疹後神経痛」という病気として皆さんを困らせているのです。
原因としては、帯状疱疹になった初期の段階で、ウイルスが脊髄神経の中で増え続け、神経細胞が破壊されてしまったことがあげられます。
この後遺症の痛みはひどい場合が多く、日中ずっとズキズキ、ジワジワと鈍い痛みが続きます。
帯状疱疹の際も水ぶくれだけでなく痛みも伴いますが、せっかく治っても後遺症となって痛みが続くのはつらいですよね。
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後遺症の軽い症状として、しびれているような違和感を感じることがあります。
帯状疱疹後神経痛の特徴としては、何かに集中しているときや寝ているときは症状が出にくく、リラックスしたときに痛みを訴えるパターンが多いことです。
人それぞれの症状があるので特に治療法はありませんが、薬物療法や神経ブロック、理学療法などの治療法を組み合わせて、
完全治癒ではなく症状と上手く付き合っていけるように、自分に合った方法で痛みやしびれを和らげていきます。
また、もうひとつ後遺症の軽い症状として、かゆみが出ることもあります。
これは、しびれの一種ですので、掻きむしって皮膚状態を悪くするより、かゆみのある部分を手で強めに叩くと症状が和らぎますよ。
かゆみは後遺症のときだけでなく、帯状疱疹の真最中にも伴う症状です。
冷やしてかゆみを和らげようとよく言いますが、帯状疱疹の場合は冷やしてしまうとかゆみや痛みの症状がさらに大きくなってしまいますので、
どちらかと言うと患部を温めた方が良いでしょう。
出来るだけ掻かないようにしましょうね。
帯状疱疹は繰り返し発症してしまう可能性のある病気です。
後遺症も残らないように付き合っていくことが大事ですね。
ストレスをためこまず、十分な睡眠と食事をして規則正しい生活をするよう心掛けていきましょう。
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