小学生の頃、一緒に習い事でプールに通っていった、治達君。
先月、同窓会で久しぶりに顔を合わせていたら、ゴホゴホとやっていたので、「大丈夫か?」と尋ねた所、「喘息」との事です。
そういえば、昔から「喘息」で体を鍛えるためにプールに通うと言っていたのを思い出しました。
このような慢性疾患は非常につらく長い戦いなのだなと強く心に思いました。
今回は大人の喘息について話していきたいと思います。
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喘息の発作の対処方法としては、吸入ステロイド薬が考えられます。
今日本で使用出来る吸入タイプのステロイド薬は5種類であり、エアゾールタイプや粉末を勢いよく吸い込むドライパウダータイプもあります。
ドライタイプかエアゾールタイプが一番お勧めです。
何故なら、なんといっても携帯が便利という事でしょう。
もしも、何かあった時の為に一つは必ず持っていましょう。
ただし消費期限もございますので、ご注意ください。
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まずは小発作からです。
軽い咳 息苦しさから始まりますが、おそらくこの時点では日常生活にはあまり支障は出ないでしょう。
安静を保ち、吸入しましょう。
二時間経って症状は治まらなければ、医師に受診しましょう。
次に中発作です。
こちらは日常生活にわずかに支障が出ます。
食事や会話をする時にはかなり苦しい状況になります。
安静を保っていても非常に苦しく、咳も小発作よりもひどくなります。
薬を服用し30分経過しても収まらない時は、医師に受診をしてください。
最後に大発作です。
息苦しくて動きが取れない状況や日常生活が困難な状況を意味しております。
激しい咳、苦しいので横になる事も出来ず、少しでも呼吸がしやすい状態の、立って前かがみになり呼吸をします。
更に酷くなると、呼吸が出来ないため、指先が紫色になったり、最悪の場合は意識を失う事があります。
このような状態になったらすぐに薬を吸入しながら、病院に行きましょう。
状況によっては救急車を呼ぶことも大切です。
喘息で入院する場合は、下記のとおりです。
○大発作を起こした時
○中発作だが、病院で治療しても症状が変わらない時
○中発作だが、病院で治療しても呼吸機能が良くならない時
○小発作・中発作を起こして数日後に病院に受診した時
入院期間は大体、通常ですと、入院は1週間ぐらいから10日ぐらいですが、薬物投与で状態が落ち着かない場合はICUにも行く可能性があるので、長引く場合があります。
入院費は一般的な人で一カ月8万円くらいと思っておいてください。
すぐ医師の受診をすべきですが、病気をコントロールする事がとても大事ですね。
発症すると一生付き合っていかなければならない喘息。
年間2000人の方が喘息で命を落とし、2倍に増えるかもとも言われております。
実際にこの数字を聞いた時は非常にビックリいたしました。
まさか、そこまでの人がと。
非常に難しいですが、過信をせずに、喘息というものにうまく付き合い、症状を抑えつつ、ひどくなった場合はすぐに医師に診断してもらう事が重要なようです。
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