喘息。
幸い、私の家族では一人もいません。
ですが、今まで生きてきて(約40代ですが)、喘息の方と少なからず接触した事はあります。
イメージとしては、中学校の時に同じクラスの子が、喘息で「ぜい ぜい」と苦しそうなシ-ンを思い出してしまいます。
何ともいたたまれなくなり、「大丈夫か?」と皆で声を掛け合ったものでした。
今回はそんな「喘息」テーマに色々とお話をしていきたいと思います。
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喘息にはステロイドと言ってもいいぐらい、有名な薬があります。
聞いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そもそもまず、ステロイドとは何でしょう?
ステロイドとは腎臓の上の部分にある副腎という所で分泌されるホルモンです。
このホルモンがどのような効能があるというと、体の中の炎症を抑える・免疫力を抑えたりする効能があります。
多くの病気の治療に使われておりますが、副作用が非常に多いのも特徴です。
○易感染性 体の免疫力を抑える薬なので、病気にかかりやすくなります。(例えばインフルエンザなど)
○骨粗しょう症 骨がもろくなり、折れやすくなります。
○糖尿病 糖を作る働きを加速させる為、血糖が上がります。
よって血糖のコントロールと合わせて服用が重要です。
この他にも生理不順 脱毛 うつ状態とぞっとするような副作用が多くございますので、必ず医師の指導の元に服用してください。
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この度は「喘息」についてですので、吸入系のステロイドの副作用を伝えていきたいと思います。
もともと吸入ステロイド薬は気道の炎症を抑える効果が高く、副作用が少ないと言われ、全世界で第一選択薬として選ばれているものです。
通常の使用料での副作用はかなり起こりづらいのですが、ひょっとしてもございますので、お伝えしたいと思います。
部分的な副作用として口内乾燥や咳が出やすくなり、全体的な副作用としては副腎皮質機能の抑制や白内障がございます。
注意としては、高用量で長期間使用する場合は全身的副作用に気を付けて下さい。
最後にですが、今度は内服薬の副作用についてお話ししましょう。
外用より内容の方が副作用は強いのですが、ただし短期的ならばあまり気にする事はないようです。
まずは強い離脱作用があります。
また、リバウンドも強く表れる事に注意をしましょう。
当然にステロイドなので副腎皮質の働きを抑制、消化器官や肝臓の不全、はたまた緑内障まで可能性はあります。
兎にも角にも、医師の指導の元で服用しましょう。
間違っても、自己の判断で突然に服用を停止するなどは、やめましょう。
非常に強い薬なので危険を伴います。
喘息は現代の医学では治す事はできません。
慢性の気道炎症の為、長期の治療を必要とします。
それは労力的にも体力的にも金銭的にも大変な事だと思います。
「本当に遠い将来でなく、数年後に治療薬が開発されることを心から願います。」
昔、とある大病の方がおっしゃっていました。
病気とうまく付き合っていく。
完治できる日を虎視眈々と待ちつつ、上手く症状を抑え込んでいきましょう。
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