先日、保育園の親子参観に出席しました。
妻に必ず参加してほしいと言われ(子供が二人おりまして、終了時間が年少 年長によって違うため)に何とか仕事の都合をつけて参加した所、
とある親子がパイポのようなものを使って何かを吸っている様子が見受けられました。
あれはどうしたの?って妻に聞くと喘息との事です。
幸い私の家族で喘息はいなかったので見ていると、呼吸が苦しそうでこちらまで胸が痛くなってしまいました。
今回はお子さん、子供にとっての喘息について話をしていきたいと思います。
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まずはお子様が自宅で喘息の発作が起こった場合です。
まず、喘息の発作には三種類に分類できます。
小発作 中発作 大発作の段階に分ける事が出来ます。
簡単に申しますと、小発作は喘鳴が軽度な状態・中発作は明らかな場合・大発作は著名な場合と簡単に言えばこのように状態です。
中発作以上はすぐに医師の診断をした方が賢明です。
まずはこれを見極める為に観察をします。
大人が慌てると子供さんは非常に不安になりますので、落ち着いて観察してください。
次に体温を測り、水を飲ませて落ち着かせます。
そしてゆっくりと呼吸をするように促します。
最後に薬を使用します。
保育園や学校の先生にも綿密な打ち合わせと日々の状況を口頭や手紙等で伝えておくようにしましょう。
特に子供のサインや園や学校での状況を綿密に連絡取り合うと非常に安心です。
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子供の喘息の発作に効く薬という事ですが、大半が気管支拡張薬です。
少しでも症状がでたらのまれた方が良いです。もちろん、医師に適正な使用方法を聞いてからですが。
気管支拡張にかかわっている受容体のB2受容体を刺激するのが、気管支拡張薬です。
短時間作用と長時間作用に分かれますが、発作に対応するのは短時間作用する気管支拡張薬です。
プロカテロールやサルブタモールが該当します。
滅多にないですが、副作用も存在しますので、必ず医師の診断 指導のもとで使用してください。
もちろんこの薬は外出時には常に携帯し、家の中での保管場所も両親はもちろんのこと、たまに面倒をみてもらう祖父母の方等がいらっしゃるなら
その方まで伝えておき、服薬の仕方も伝えておかなければなりません。
もちろん医師の判断になるのですが、小児喘息で入院する場合は2パターンが考えられます。
まずは、それほど重症ではないが気管支炎や肺炎や脱水を起こしている場合です。
子供 特に小児の場合は脱水一つでも非常に危険であり、点滴等で対応します。
近年ではこのケースが非常に多く、喘息だけでなく他の症状にも気を配らなければなりません。
次は発作が非常にひどく、外来受診だけでは対応できない状況を指します。
入院する事もあると認識しおき、いざとなったら慌てないようにしておきましょう。
その為には、家族や職場などにあらかじめ事情を伝えておきましょう。
私も外傷と肺炎ですが、去年は2回入院しました。
最初はもうパニックでした。
病院に連れて行き、入院が決まると準備や職場や色々な対応をしなくてはなりません。
ですが、2度目は入院グッズを準備しておいたのと、2度目なので段取り良く対応できました。
ない方が当然よいのですが、あるかもしれないと思い準備しておくと平時にも緊急時にも非常に助かりますので、一度御一考下さい。
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