立ち仕事をしていると足の裏が痛くなることがありますが、それは立ち仕事が原因なのでしょうか。
ここでは、足の裏が痛くなる原因や、痛みが出たときの対処法について紹介します。
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立ち仕事が多い場合、足への負担が大きいために足裏が痛くなることがあります。
痛みがでる理由は、足裏への過度な負荷が原因です。
負荷があったとしても、支える力(=筋力)とのバランスがとれていれば痛みを生じることはありませんが、筋肉の衰えや筋力不足により、足のアーチが崩れてしまうと、偏平足や足底筋膜炎になり、足裏に痛みが生じます。
ヒールのあるパンプスやサンダル、革靴での立ち仕事では足裏への負担が大きくなります。
予防法としては、適度な運動により筋力の低下を予防したり、足に合った靴を履くこと、アーチを支えるインソールを利用するなどの方法があります。
ほかには、過度な体重の増減がないように注意することも大切です。
短時間であれば大丈夫でも、長時間の立ち仕事により痛みがでる場合は、疲労による痛みである可能性もありますので、適度な休憩も必要です。
一時的な痛みの対処法は、足を休ませて筋肉の炎症を軽減するために冷やすことです。
目安として土踏まずが痛いのは偏平足、土踏まずから足裏が痛い場合は足底筋膜炎と覚えておくとよいでしょう。
立ち仕事で足裏が痛いときには、ツボ押しが効果的です。
前述のとおり、一時的な痛みの解消法もありますが、痛みが引いたあとは疲れのケアも大切です。
足の裏にはツボが多く、足裏マッサージや足裏のツボ押しは、体の疲労を軽減する効果が期待できます。
足の疲れによく効くといわれているのが、「湧泉」というツボで、足裏の中央より少し上にあるツボです。
指で押すこともよいですが、ゴルフボールなどを足で転がして刺激することも有効です。
「湧泉」は、足の疲れのほかに筋肉疲労やむくみの改善のほか、腰痛、肌荒れ、二日酔い等様々な症状に効果があるといわれています。
足裏に痛みがでるような場合、足のむくみや腰痛も起こることがありますので、それらの症状改善にもつながります。
具体的なツボの場所は、本やインターネットを参考にしてもよいですが、指圧してみて気持ちがいいと感じるところが、ツボだと考えて大丈夫です。
足裏をマッサージするだけでなく、血流改善のために足首を回す運動をしたり、ふくらはぎをマッサージすることも疲れの改善につながります。
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足の痛みが慢性化し、一時的な対処法をもってしても症状が改善されない場合には病院を受診しましょう。
土踏まず付近の痛みは、偏平足や足底筋膜炎の可能性があることは前述したとおりですが、痛みが足の指の付け根付近である場合には、中足骨の痛みやモートン病である可能性があります。
指の付け根が痛い場合で、見た目にはわからなくとも徐々に痛みが強くなっていく場合には、外反母趾である可能性もありますが、指の付け根付近への負荷が大きい状態であることが考えられますので、痛みを軽減するための処置等、何らかの対処が必要になります。
また、モートン病の場合には、足指の間が圧迫されることにより神経が圧迫されることで痛みが生じ、その痛みが継続するものですので、歩行に支障がでてしまうために、対処が必要でしょう。
まずは、足に過度な負担がかからない靴に変更することで、予防や改善が見込まれますが、それでも痛みが継続するようであれば、医療機関を受診しましょう。
痛みの対症療法を併用しながら、足に合った靴選び、適度なマッサージや筋力トレーニングなどを行い、症状の改善、予防に努めてください。
長時間の立ち仕事は足への負担が大きくなるために痛みが生じます。
痛みが継続するようであれば医療機関を受診して、症状の早期改善に努めましょう。
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