足の裏が痛いとき、それは何かの病気のサインかもしれません。
ここでは、土踏まずが痛いときをとりあげ、その痛みの原因や対処法について、また病気の可能性がある場合の受診先について紹介します。
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足の裏、土踏まずに痛みが生じるときはどのようなときでしょうか。
体重がかかったときに痛いのか、何もしなくとも痛いのか、動かしたときに痛いのか、靴を履いた時に痛いのか、それらを確認することで、どのように対処したらよいかがある程度決まります。
一時的には、痛みが生じる状況を作らないことです。
腫れや炎症がある場合には幹部を冷やしたり、休養をとることも大切です。
何もしなくとも痛みがある場合は、痛み止めを服用することも一つの手ではありますが、原因がわからないため医療機関の受診が望ましいでしょう。
生活習慣や履物はどうでしょうか。
足に過度に負荷がかかる生活をしていないか、履物は足に合ったものを履いているか、を確認し、もし気になるところがあれば改善し、痛みの軽減を図りましょう。
また、気が付かないうちに骨折をしている可能性もあります。
骨折の場合、腫れを伴うことが多いので、症状だけであれば足底の筋膜の炎症と間違いやすいですが、冷やしても腫れは引くものではありませんので、違和感を感じたら速やかに医療機関を受診しましょう。
土踏まずが痛くなる原因として、足底筋膜炎(足底腱膜炎)や痛風のほか、魚の目・タコ、糖尿病、足底線維種等の可能性もあります。
スポーツ等で足底に負荷がかかる場合に多く発症し、立ちっぱなしの時や歩き始めが痛いという症状があります。
痛風は、血中の尿酸値が高い場合に考えられる病気ですが、簡単に治るものではありませんので、医療機関の受診が必要です。
魚の目・タコは、押すと痛くなりますので、早いうちに切除等の処置が望ましいでしょう。
糖尿病の場合、現れる症状は足の症状だけではありませんので、他に糖尿病の症状がある場合には、足にも症状が現れるものだと考えておくとよいでしょう。
足底線維種は、押したり歩いたりしたときに痛みがでるので、足底筋膜炎と間違えやすい症状です。
もちろん、足裏の筋がつって痛みが生じることもありますが、つった場合には痛みが治まっても、しばらくは違和感があるものです。
つった場合には、それとわかるものかと思いますが、わかりにくい場合、違和感や不安を覚える場合には、早い段階で医療機関を受診しましょう。
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土踏まずが痛いとき、痛みが小さく、すぐにおさまる場合には様子をみても構いませんが、急な激痛や、長時間痛みが続く場合には、医療機関を受診することをおすすめします。
受診科は整形外科がよいでしょう。
整形外科は、捻挫・打撲・骨折・腰痛・関節痛などを取り扱う科ですので、足の痛みであれば対応してもらえますし、足をかばった姿勢をとることにより膝や腰に痛みが生じている場合も含めて適切な指示・指導を受けることができます。
ただし、前述した糖尿病のように、足のほかに症状がある場合で、すでに医療機関を受診している場合には、その担当医に症状について相談するとよいでしょう。
いずれにしても、痛みや症状が長期化し、悪化しないように早めの対処が大切です。
痛みの原因によっては、歩くことや靴を履くことも困難になり、生活に支障がでる可能性もあります。
治療や予防にあたっては、投薬のほか生活習慣の改善、マッサージなどが考えられますが、まちがったやり方で症状が悪化することのない様、専門医に適切な指導を受けることが、症状の早期改善のための早道です。
足の裏、土踏まずに痛みや違和感を感じる場合には、原因を特定し早期改善をはかるためにも、医療機関を受診しましょう。
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