トゲの抜き方で子供が痛がるけど応急処置はどうすればいい?抜けない時は病院に行った方がいい?

目安時間:約 6分

トゲが刺さると大人でも我慢出来なくなりますね。

子供であれば、痛みや違和感を少しでも早く取り除いてあげたいものですね。

安全に、早く取ってあげるためにどうすれば良いのでしょうか?

今回は、子供の足の裏にトゲの刺さった時に出来る応急処置や病院に行くタイミングについて見ていきます。

ぜひ参考にしてください。

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トゲの抜き方で子供にはどのようにしたらいい?

基本的には、トゲは取り除いた方が良いです。

子供では、はだしで走り回る事も多く、何かの拍子に足の裏にトゲがかなり深く突き刺さって取れない事も多くあります。

では、トゲの一般的な抜き方を見ていきます。

これで取り除ける場合が多くありますから、先ずは試してみる事が先決かもしれません。

■用意するもの

・ピンセット、もしくは毛抜き

・消毒液

・チャッカマン

・安全ピン、もしくはまち針

■方法

先ずは、消毒とピンの準備をします。

①ピンや安全ピンなど尖っている物を使う事が出来ますが、消毒をしないとばい菌が簡単に患部に侵入してしまいます。

先ずは、消毒液で拭き取る・火で炙るなどの方法でピンを消毒します。

②患部をつまんで、少しづつトゲを掘り出していきます。

「出てきたよ」「もうちょっと」などと声を掛けながら、安心して触らせてあげるようにしましょう。

③ピンセットや毛抜きもシッカリ消毒してトゲの先を掴み、抜き取ります。

④患部を確認して、トゲが残っていないようであれば完了です。

トゲが抜けなくて 痛いみたいだけど応急処置の仕方は?

足の裏だけあって、トゲが深く入り込んでいる場合では、上記のような方法では取れないかもしれません。

その場合の応急処置としては、無理に抜こうとしないで、しばらく様子を見る事が出来ます。

患部が赤く腫れていたり、痛みがある場合では病院に行く事をおすすめしますが、皮膚の自然治癒力を信じて1週間ほどしたら、いつの間にかトゲが出ていたと言う話もあります。

そのメカニズムは以下のようなものです。

①表皮~0.2㎜の深さまでは、皮膚の新陳代謝で新しい表皮が下から上がってくるため、古い表皮は角質となって入浴時などに自然に取れていきます。

②表皮以下の真皮・皮下組織までトゲが刺さっている場合では、トゲの大きさや場所によって、腫れる・膿が出る・炎症が出るなどの拒否反応が起きます。

この場合のように、トゲが抜けなくて、応急処置が必要である場合では病院に行くほかに、以下のようなことを試してみましょう。

■5円玉などの真ん中に穴が開いている硬貨を使う

穴の部分にトゲの先をあてて、ギュッと圧を加えます。

盛り上がってきた患部からトゲの先が出てきたら、ピンセットで素早く抜き取ります。

■寝てる間に

子供が嫌がって患部を触らせてくれない時には、無理に押さえつけず寝てくれるまで待ちましょう。

その晩にでも直ぐに取ってあげましょう。

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トゲがどうしても抜けない時は病院へ行った方がいいの?

トゲは、心配しなくても良いものもありますが、個人的にはどんなに小さいトゲでも、ちゃんと取って消毒してあげたいと思います。

ですから、どうしてもトゲが抜けない時には病院に行く事も出来ます。

■外科

外傷を診るのは外科の専門です。

必要であれば、レントゲンや超音波などを使ってトゲの場所や深さを検査してくれます。

外科には必要な器具も豊富に整っていますから、安心して診てもらう事が出来るでしょう。

■皮膚科

皮膚に刺さったトゲには、皮膚の専門医に診てもらう事が出来ます。

皮膚科では、トゲを取ってもらう以外にも皮膚の再製などに役立つ幅広い治療を期待出来ます。

かわいい、繊細な子供の皮膚を守ってあげましょう。

■小児科

子供が一番顔見知りなのは小児科の医師かもしれません。

子供のケガを幅広く診るのも小児科の仕事ですから、一度相談してみる事が出来ます。

子供が居心地良い医師に診てもらう事が大事です。

■その他
一般内科や形成外科でも事情を話して診てもらいましょう。

特に、他の専門医が休みで急を要する場合では、遠慮なく訪ねましょう。


最後になりましたが、親が慌てない事が最も大事です。

我が家の息子も何度となく足の裏や指にトゲが刺さって、そのたびにギャン泣きしました。

最初は、針の先を見るだけで逃げ回っていましたが、ある日、私が主人の指に刺さったトゲを抜き取る様子を見せてから安心して治療させてくれるようになりました。

針は子供にとって恐怖ですから、子供に安心させる方法を見付けて頑張ってくださいね。

お大事にしてください。

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