蕁麻疹は何科に子供の場合は診てもらう?出たり消えたりして夜だけでるのは何か病気なの?

目安時間:約 6分

皮膚に赤いブツブツができ、かゆみが伴う蕁麻疹ですが、お子さんがかゆがっていたり掻き毟ったりしているとかわいそうですよね。

早くよくなってもらいたいと思うものですが、掻き毟ることで、蕁麻疹の範囲が大きくなったり出血したりしてしまうことも・・・。

ただの蕁麻疹なのか、他の病気である可能性もあるのか等、気になるところでもあります><

そこで今回は、そんなお子さんの蕁麻疹について、詳しくお話してまいりましょう。

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蕁麻疹がでてきたら何科に子供の場合行けばいい?

お子さんの蕁麻疹を発見したとき、病院へ行こうとしてもどの診療科で診てもらえばいいのかわからないという親御さんもいると思います。

まず、蕁麻疹についてですが、多くは自然とかゆみや発疹が治まり、大事には至らないケースがほとんどです。

なので、まずは自宅で様子を見ることから始めましょう。

しかしながら、不眠、息苦しさなどの重症な状態や、蕁麻疹が一向に引かず長期にわたって現れている場合、また再発をずっと繰り返している場合は、医療機関を受診しましょう。

診療科については、小児科、もしくは皮膚科のどちらを受診しても問題ありません。

受診前に、蕁麻疹が出現した患部の写真を撮影しておいたり、いつ・何をしているときに蕁麻疹が出たか、症状が治まるまでどれくらいの時間を要したかなどを控えたりしておくと良いでしょう。

治療としては、アレルギー性の蕁麻疹であればアレルギー検査を行い、蕁麻疹の直接的な原因を探り治療にあたります。

非アレルギー性であれば、直接的な原因は不明なことが多いですが、ストレスが引き金となっているケースが多く、ゆったりと休息することをすすめられます。

加えて、アレルギー性であっても非アレルギー性であっても、かゆみに対しては薬物療法をとることが多く、軟膏で対応することが多いです。

これは、小児科でも皮膚科でも変わりありません。

ちなみに、自宅で様子を見ているときにショック症状に陥るケースも少なからずあります。

アナフィラキシーショックですね。

症状としては、呼吸困難、意識障害、痙攣などです。

この場合、迷わず早急に医療機関へ行ってください。

たかが蕁麻疹だからと言って、油断しすぎるのも良くありません。

しっかりお子さんの様子を見てあげてくださいね。

子供の蕁麻疹が出たり消えたりするのは何か病気なのかもしれないの?

お子さんの蕁麻ですが、再発を繰り返したことはありませんか?

蕁麻疹のほとんどが「急性蕁麻疹」であると言われており、この場合、早ければ分単位、長くとも24時間で消失します。

例え再発したとしても、そう長くは続かず、長くて30日ほどで完治するケースが多いです。

しかしながら、このケースにあたらない「慢性蕁麻疹」である可能性も考えられます。

この場合、数ヶ月から数年もの間、再発を繰り返し、その原因については不明であることも多いようです。

慢性蕁麻疹の場合、治療法としては、長期的な薬物治療となりますが、蕁麻疹の症状と上手く付き合っていくために、または完治へとつなげるために、薬の量をだんだん調節して減量していき、最終的には薬を服用せずとも症状が現れないようにする方法がほとんどです。

ただ、考えられる病気として、慢性蕁麻疹の他には、水疱瘡、手足口病、突発性発疹などを発症している可能性もあります。

皮膚に赤いブツブツができる他に、発熱やかゆみなど、それぞれの病気に特徴的な症状がありますので、様子が変だと思ったら医療機関を受診し、今までの症状についてきちんとご説明ください。

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蕁麻疹が子供に夜だけ出るけど何か理由があるの?

夜になると蕁麻疹が多く発生してお子さんもかゆくて眠れない・・・こういったことがたくさん見受けられると思います。

何故蕁麻疹の多くは夜間に出現するのでしょうか?

夜間に出る蕁麻疹のほとんどが、精神的・身体的ストレスによって引き起こされていることが多いと言われています。

疲れや寝不足、体調不良などの身体的ストレスから、不安や落ち込み、イライラなどの精神的ストレスといった、幅広い要因があるとされており、夜間の蕁麻疹を防ぐためにはそれらを解消することが治療への第一歩であると言えるでしょう。

しかしながら、身体的ストレスは容易に解消できても、精神的ストレスに関しては気付かないうちに溜まっているということも。

体調は良くても、実は隠れストレスが溜まっていることも・・・><

ましてやお子さんのことなので、どんなストレスが溜まっているかなどわからないことも多いですよね。

そこで、夜間に蕁麻疹が出たときは、「最近疲れているんだなぁ・・・」「ストレスが溜まっているのかも・・・」と考え、お風呂にゆっくりつかる、いつもより早めにお布団に入るなど、ゆったりと休息を取るようにしてくださいね。

なかなか治らず寝不足が続く、他にも発熱やだるさなどの症状が続くというときは、迷わず医療機関を受診してください。


蕁麻疹の多くははっきりとした原因がわからないこともほとんど。

かゆくて眠れなかったり掻き毟ったりするお子さんを見ていると、早く治ってほしいと思いますよね。

蕁麻疹だけでなく、発熱などの他の症状や何か異変を感じたときは、なるべく早く医療機関を受診するようにしてくださいね。

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