水いぼを放置しておいたら化膿してしまった!どうしたらいい?どんな治療をするの?

目安時間:約 5分

まだ免疫が十分でない子供の肌には、水いぼが出来ることがあります。

水いぼは伝染性軟属種とよばれるもので、接触感染するものですが免疫がつけばできなくなりますし、肌のバリア機能の働きが十分であれば防が可能なものです。

ここでは、水いぼが化膿してしまったとき、どのような治療を行うのか簡単に説明します。

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水いぼを放置しておくとどうなる?

水いぼは子供に多く見られる肌の疾患ですが、それ自体、痛みもかゆみもありません。

皮膚の薄いところや、擦れやすい所に多くできますが、潰さないように気をつけさえすれば生活に支障がでるものでもありません。

水いぼは、放っておいても半年から数年かけて自然治癒するものですが、その間、気がつかないうちに水いぼを引っ掻いてしまうことがあります。

誤って引っ掻いてしまい、傷が出来てしまうと、傷口から他の細菌に感染する恐れがありますので、傷ができた場合には清潔にして細菌に感染しないよう注意する必要があります。

万が一細菌に感染してしまうと、傷が化膿し、治りが遅くなってしまいます。

場合によっては、周囲に拡がることもあります。

水いぼは、水いぼのウィルスに感染することで発症するものですが、傷が出来て他の細菌に感染した場合、水いぼのウィルスと細菌の両方が周辺部位に拡がって、症状が悪化する恐れもあります。

水いぼの保存的治療を選択し、自然治癒を待つ場合であっても、化膿した場合には速やかに医療機関を受診したほうがよいでしょう。

水いぼが化膿しても放置しておいていいの?

触らずに放置しておいた場合には、化膿するということはありませんが、なんらかの拍子に引っかいてしまうなどして傷が出来ると、化膿する恐れがあります。

化膿したのに放置しておくと、前述もしましたが、周囲に拡がり症状が悪化する可能性があります。

化膿しているということは、ブドウ球菌のような細菌に感染してしまったことを意味しますが、化膿した状態で放置してしまうと、傷の治りは格段に遅くなります。

水いぼが化膿した、という場合だけでなく、どんな傷であっても化膿した場合には、膿を除去して、傷が治るまで清潔にしておく必要があります。

化膿した傷は、腫れや赤みがでて、痛みを伴います。

傷が残る可能性もあります。

子供であっても、将来的に傷が多少残ることもありますので、放置せず、適切な治療を行うことをおススメします。

傷が化膿したときに気をつけなければならないのが、他への感染のほかに、体調管理があります。

体力や免疫が低下している状態での傷口の可能は、細菌の影響が全身に現われることもあります。

何らかの異変を感じたときには、医療機関を受診することを基本とすることが、早期治療や適切な処置を可能にするのです。

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水いぼが化膿したらどんな治療をするの?

水いぼが化膿した場合、速やかに医療機関を受診しましょう。

子供であればかかりつけの小児科を受診してもよいでしょうし、皮膚科を受診しても構いません。

治療としては、まずは膿を取り除き、傷口を流水で洗い流すなどして消毒をします。

その後、水いぼのウィルスが他に移らないように、水いぼの除去が可能な状態であれば除去を行います。

化膿に対しては、化膿性皮膚疾患治療薬として、抗菌成分が配合された軟膏が処方されるかと思います。

水いぼの状態によっては、ヨクイニンとよばれる漢方の生薬を勧められる場合もあるでしょう。

ただし、漢方薬は、飲みにくく、1回当たりの服用量が多いことから、特に子供にとっては継続することは、難しいかと思います。

水いぼが少数であって、症状がさほど重い場合でなければ、傷口からの水いぼの原因ウィルスの感染防止処置を行って、水いぼに対しては自然治癒を待つ場合もあります。

感染防止処置は、傷口を絆創膏等で覆うことです。

傷が塞がれば、他への感染の恐れはなくなります。

いずれにせよ、症状や傷の状態に応じて適切な処置方法を選択する必要がありますので、速やかに医療機関を受診しましょう。


水いぼがあるところに傷ができて化膿してしまった場合には、早期治療や症状の拡大防止のため、速やかに医療機関を受診しましょう。

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