赤ちゃんの歯茎に血豆や白い点があるのは大丈夫?黒い場合は病気なの?

目安時間:約 5分

赤ちゃんの歯茎の健康って、見分けるのが難しいですね。

子供はおしゃぶりやミルクなど口にするもの以外にも、何でも口に入れてしまいますからママも監視するのが大変かもしれません。

今回は、ふと見てみると赤ちゃんの歯茎が白くなっていたり、黒くなっていたりする場合考えられる原因を見ていきましょう。

病院に行った方が良いのかどうかも見ていきます。

ぜひ参考にしてください。

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赤ちゃんの歯茎に血豆ができてるけど大丈夫?

赤ちゃんは歯がない時に、口腔内のトラブルを持つ事はまれかもしれません。

歯茎に血豆が出来ている場合は、経過を見ながら治療する事が出来ます。

血豆は、歯茎の表面に出来る事が多く、歯で口腔内の粘膜を傷つけてしまう事が原因で出来るものです。

しかし、中には血豆に似た病気の症状もあります。

以下のような状態では早めに受診した方が良いかもしれません。

■血管腫(けっかんしゅ)

歯茎の下に固まった血液が血豆のように見える症状です。

赤や紫といった色が見え、触るとぷにっと弾力があります。

進行性ではない場合が多く、口腔外科にて診察や切除手術が施される場合があります。

■特発性血小板減少性紫斑病(とくはつせいけっしょうばんげんしょうせいしはんびょう)

歯茎や口腔内の粘膜に赤や紫の点や紅斑が出来るトラブルです。

血管腫と違うところは抑えてもぷにっとしない事が特徴です。

免疫疾患が原因である場合があるため、専門家による診察や処置が必要となります。

赤ちゃんの歯茎に白い点があるのは何?

赤ちゃんの歯茎が白くなっている事はよく見られます。

口腔内だけではなく、皮膚特に首のところなどが臭ったり、赤くなったりする事もあります。

デリケートな赤ちゃんの皮膚ですから口腔内と同様にママのチェックが欠かせません。

歯茎が白く見える場合は、ミルクのカスではないかを先ずチェックしましょう。

ミルクであればワイプで拭き取れますが、以下のような場合は一度受診を検討しましょう。

■歯茎の全体が白かったり白っぽくなっている

乳歯になる成分が歯茎の中に見えている状態で、自然に消えるか成長と共に歯のエナメル質に変化する事があります。

通常、痛みや腫れは見られません。

■白いカスが取れない場合

カンジダ菌やヘルパンギーナ・手足口病といったウィルスが原因である場合があります。

痛みが生じる事が多く、赤ちゃんでは機嫌が悪くなる・ミルクを飲まないなどの症状が見られるかもしれません。

■口内炎・歯肉炎

口の中の汚れがたまって炎症を起こす事があるかもしれません。

口腔内を清潔にする事で改善が見られます。

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赤ちゃんの歯茎が黒いのは病気なの?

歯茎が黒く見える場合を最後に考えていきましょう。

赤ちゃんの歯茎はそもそも、ピンク色で弾力がある状態が健康のサインです。

では、何かしらの原因があって黒いブツブツや黒っぽい色をしている場合には、どのような原因が考えられるのでしょうか?。

■萌出性嚢胞(ほうしゅつせいのうほう)

奥歯が生える頃に先に生えた方の歯が後に生えて来る歯の歯茎を刺激する事が原因で、歯茎が黒っぽくなる事があります。

これは、歯が生えると自然に治っていくので、あまり心配は要らないでしょう。

■虫歯

黒い点が歯の表面にある場合では、虫歯の可能性もあります。

歯が生え始める前から、歯ブラシは使えますから歯茎のマッサージのつもりで早く始めましょう。

そのままにして心配であれば、いつでも歯科に相談してみましょう。

歯科によっては、子供の治療に痛みや恐怖を与えない人もいます。

出来れば、小さい頃は子供歯科に通って、歯医者嫌いにならないように気を付けてあげる事も出来ます。


いかがでしたか?

子供の頃の口腔ケアは何かと他の事に忙しくて気が付かないかもしれませんが、歯磨きの後に少しチェックしてあげてください。

生後数ヶ月から歯も生え始めて、ますます忙しくなりますが歯と歯茎の健康はその後のお口の中に影響しますから、特に食べカスなどが残らないように気を付けてあげましょう。

気なる事が出てきたら、歯科医や小児科にも相談出来ます。

歯をお大事にしてくださいね。

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