足の裏にイボができた子供がカリフラワーみたいな場合はどんな治療をするの?

目安時間:約 5分

子供の足の裏にイボが出来ると心配ですね。

そのイボ、ウィルス性で放っておくと広がってしまう事もあるかもしれません。

今回は、子供の足に出来たイボについて検証していきます。

イボの種類や対処方法、受診についても見ていきます。

ぜひ参考にしてください。

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足の裏にイボが子供にできたら?

先ずは、イボの種類について見ていきましょう。

■尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)イボ

子供によく見られるウィルス性のイボです。

通常、免疫力が下がっていたり、足に傷があってウィルスがそこから侵入する事で発症します。

特に、公衆浴場やプールの共有マットなど2次感染する場所は気を付けなければなりません。

■伝染性軟属腫(でんせいせいなんぞくしゅ)

子供にかかりやすいウィルス性のイボで、水いぼとして知られるように水ぶくれのような芯があるイボです。

手足に出来る事はまれで、その他、体の全体にできます。

引っ掻いてウィルスが他の場所に着いてしまう事で次感染を起こしますから、数の少ないうちに、早めの対処が求められます。

■魚の目・タコ

大人がかかるような足のトラブルですが、最近では子供でもこのトラブルを抱える事があるとか。

白くて固い豆が出来ていたら出来ている可能性があります。

皮膚科の検診後、ひどい場合は患部の切除手術が必要である場合もあります。

カリフラワーみたい なイボの場合はどうしたらいい?

カリフラワーのようにボコボコとして色や形が変わるイボでは上記にあげたイボのうち、「尋常性疣贅イボ」である可能性が高いかもしれません。

ヒトパピローマウイルスと呼ばれるウィルスが原因で、足の裏以外にも手や顔にも出ます。

このウィルスは百種類以上の種類があり、手足や顔などに出やすいものとしては2型・27型・57型が有名です。

このウィルスの厄介な所が、やっつけない限り広がる事と、治ったと思っても免疫力低下などの条件で再度出てくる事です。

他の人には条件が揃えば感染してしまいます。

・免疫力の低下

・ケガ・傷口がある

などが条件です。

多くの場合、本人が感染の拡大を見る事が多く、小さい子供では掻いたりいじっているうちにウィルス型の場所に広がる事も多く見られます。

ですから、尋常性疣贅イボを見付けたら、直ぐに手を打ってウィルスの撲滅を図りましょう。

イボの特徴

・痒みはほとんど見られません。

・イボの中心に紫~黒っぽい点々がある。

・足の裏に出来たイボでは、痛みが感じられる。

など

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イボで痛くない治療の仕方は?

最後に治療の経過を見ていきましょう。

①医師による判断

イボと言ってもたくさんの種類があります。

今回あげたようなウィルス性のイボであれば、抗ウィルス剤やなどの服用も必要かもしれません。

②液体窒素

液体窒素スプレーや液を使って感染部分の組織を冷却して死滅させることが必要です。

これには、自身が何度か繰り返される場合もありますが、途中で止めてしまうとせっかくの治療が中途半端になってしまいます。

③経過検証

ウィルスが完全に取り除かれていれば、完治と言えます。

しかし、引き続き様子を見て子供の手足や顔など感染していないかどうかを見ましょう。

受診は皮膚科が最も適しています。

出来れば早めに受診して治療を始めましょう。

また生活習慣がイボ出没の原因になる事もあるので、以下の点に気を付けましょう。

・糖分や脂質の過剰摂取を避けて、ビタミンをしっかりと摂る

・肌の水分を十分に保ち、クリームなどで補う

・疲れをためないようにして、免疫力の向上を図る

・手洗いやうがいはいつでも重要です。


皮膚科でイボ治療には液体窒素の使用の他に、貼り薬や飲み薬など症状や子供の年齢にも応じて、診断されます。

ですから、恐がらずに先ずは受診して原因を解明しましょう。

その後、シッカリと治りきるまで治療を続けましょう。

子供の皮膚は繊細ですから、ウィルスに次々と戦略されないように助けてあげましょう。

お大事にしてくださいね。

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