子供の歯が抜ける時期が遅いとどうなるの?抜ける順番があるの?

目安時間:約 5分

子供の歯はその子供の顎の発達によって、生え変わる時期が変わると言われています。

歯が抜け始めるのはいつ頃で、どこから生えて来るのかはだいたい決まっています。

では、生え替わりが遅い場合ではどのような事が考えられるのでしょうか?

今回は、子供の歯の生え変わりに焦点を当てて検証していきます。

ぜひ参考にしてください。

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子供の歯が抜ける時期は?

歯が乳歯から永久歯に生え変わり始めるのは、6才~12才とされています。

生え変わる順番は下の真ん中の歯か、その次の歯が最初に抜けて、次に上の歯が真ん中から抜け替わり始めます。

その後、順番に奥に向かって抜け替わり、最後に奥歯が永久歯に替わります。

抜け替わる時期や順番には個人差があり、前後2才のズレであれば、あまり心配は要らないでしょう。

ただ様子を見ておきたい状況もありますので以下にあげています。

■2枚歯になっている

時々、乳歯が抜ける前にグラグラしていた歯の裏側から永久歯が出てくる事があります。

これは、乳歯が抜けて自然と永久歯が前に出てくる事を待つしかないのですが、気になるようであれば歯科医に相談しましょう。

■新しい永久歯は虫歯になりやすい

永久歯が生えてきたら、一日2回は必ず歯磨きをして口腔ケアをしなければなりません。

また、フッ素やフロスを使って歯の間や歯そのものを強くするケアを選ぶ事も出来るでしょう。

■指しゃぶりは止めさせる

歯並びに大きく影響するのが指しゃぶりです。

出来るだけ早く止めさせて歯並びが良くなるように助けてあげましょう。

子供の歯が抜けるのが遅いとどうなる?

では、歯の生え変わりが遅い場合ではどのような事が考えられるのでしょうか?

一般的には、12才~14才までに「親知らず」を除いた28本が出揃うと言われています。

しかし、上下の特に真ん中の歯が8才になっても抜け替わっていないという場合では、一度歯科に行って永久歯が歯の根にあるかどうかを、レントゲンで確かめてもらう事が出来るかもしれません。

レントゲンで永久歯が確認されていれば、しばらく待ってみる事も出来ます。

では、子供の歯が抜けるのが遅い場合に心配される歯のトラブルをあげていきます。

■先天性欠如(せんてんせいけつじょ)歯

元々、永久歯がないため生え変わる事がない歯のトラブルです。

子供であれば経過を見て、噛み合わせなどが悪いとされれば必要な処置が施されます。

■過剰歯(かじょうし)

永久歯の本数が必要以上にあるため、手術で永久歯を取り除かなければならないトラブルです。

経過観察がほとんどですが、手術する事にするのであれば8才以降で可能になってきます。

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子供の歯が抜ける順番は?

最後に、歯の生え変わる順番と時期をまとめてみましょう。

■乳歯

上の歯の真ん中から奥に向かって、A~E左右に5本ずつ生えます。

下の歯も同様に真ん中から奥に向かって、A~E左右に5本ずつ生えます。

生え始める順番は早くて生後数ヶ月から始まり、上下、真ん中から奥に向かって生え始めます。

全て生え揃うのは、2才~2才半頃とされていますが、個人差はありますので、あまり気にしなくても大丈夫です。

■永久歯

上の真ん中から奥に向かってA~H左右に8本ずつ生え変わっていきます。

下の歯も同様に真ん中から奥に向かって、A~H左右に8本ずつ生え変わります。

乳歯の5番目の歯の後にさらにもう3本ずつ加わる事から、顎の大きさがさらに必要である事が分かります。

生え変わる順番や時期はすでに上記にあげました。

また、8番目の奥歯は「親知らずの歯」で出る時期は15才以降でも問題ありません。

また、元々ない人もいます。(私の母は4本とも親知らずが元々なかったです)


いかがでしたか?

歯の生え変わりは個人差があるとは言え、大体の時期や順番を知っておくと良いかもしれません。

歯科の先生に歯の健康や生え具合など、心配な事は尋ねてみてくださいね。

毎日の口腔ケアや、顎をシッカリ使って食べる献立などにも気を付けてあげましょう。

お大事にしてくださいね。

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