癌、それは皆さんにとって怖い病気ですよね。
女性で怖い癌と言えば、「乳がん」を連想する人も多いのではないでしょうか。
最近では早期発見し治療をすることで生存率も上がってきていると言いますが、やはり心配なところ。
実は、乳がんでも「ステージ0」があるのをご存知でしょか。
かなりの早期発見だと言えるステージ0ですが、果たして見つかることがあるのでしょうか。
また、初期の症状はどんな症状なのでしょうか。
治療法も含めてお話をしてまいりましょう。
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ステージ0で乳癌がみつかるのはどういう時なのか。触診などでみつかるのか
結論から申しますと、乳がんのステージ0は、エコー検査やマンモグラフィーによる画像診断で発見するのは難しいと言われています。
医師による視診や触診でも厳しいとされるほどです。
乳がんの初期症状である「しこり」の症状も、ステージ0では見受けられず・・・というよりは、「しこり」が発見された時点でステージ1以上の病状であることが考えられるため、ステージ0では病院で検査を受ける機会も少ないということが言えるでしょう。
では、どうやってステージ0の乳がんが発見されているのでしょうか。
それは、定期検診です。
病院で触診してもらったり画像診断してもらったりという検査を定期的に行っている方であれば、ステージ0の乳がんが発見されることが稀にあります。
ステージ0の乳がんの発見は極めて少ないと言えるようですね。
ステージ1以上の乳がんでは、しこり、乳房の引き連れ、乳頭から何か分泌液が出ているといった症状が見受けられます。
しかし、ステージ0ではそのような症状が出ることは少ないと言われています。
まれに、乳腺症に似た症状が当てはまる方がいて、それが乳がんのステージ0だったという報告も少ないですがあります。
乳腺症の症状としては、乳房が張ったり痛みを感じたり、しこり、乳頭の分泌液などが当てはまりますが、痛みを感じて検査をしてみると乳がんステージ0だったという珍しいケースもあります。
ステージ0の段階では、乳がんの症状には気付きにくいということがわかりますね。
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ステージ1以上ですと、手術・・・手術にしても乳房切除か、温存かの選択もあります。
加えて化学療法やホルモン療法、放射線治療なども合わせて行っていくことになるでしょう。
では、ステージ0では一体どのように治療をするのでしょうか。
ステージ0は、非浸潤がんであることがほとんどで、転移もあまりないと言われている状態です。
この場合、第一に考える治療法として、外科的治療があります。
いわゆる手術ですね。
全乳房切除術を行えば、根治することが可能であると言われています。
しかし、病巣が一か所に集中しているときは、乳房温存手術も選択肢のひとつとして考えられるようになってきました。
手術をしたあとは、再発を防ぐためにもホルモン療法、化学療法、放射線治療などを併用していくことになります。
ただ、乳がんステージ0と言っても、症状や状態は人それぞれ。
症状・状態によって、手術法やのちの治療法(ホルモン療法、化学療法、放射線治療など)も違います。
乳がんが見つかったからと言って、必ずしも手術を行うということでもありません。
患者さんにとって最善の治療ができるよう、医師と相談しながら治療を進めていく必要があると言えますね。
乳がんステージ0についてお話しました。
ステージ0の状態を見つけることは難しいですが、定期検診を行うことで早期発見につながります。
女性だから男性だから、若いから年をとったから、とか関係なく、早期発見・早期治療ができるよう、自分の身体と向き合ってみてはいかがでしょうか。
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