乳癌 手術できない ステージ

私の周りにも乳癌になった方はみえます。

でも手術して今はとても元気になられています。

私の中での乳癌は手術すれば助かる確率は高いものだと思っていました。

ですが、実際には乳癌で手術ができない場合があるのです。

今回は手術ができない理由やその時の余命などをまとめてみました。

乳癌の手術できないステージは？

乳癌で手術をして乳房にできた癌を取り除くことができるのはほかの部位に転移していない場合になります。

その手術も全摘なのか温存するのかで違ってきます。

私の周りで乳癌になられた方は全摘の手術をして今は元気になられています。

全摘のほうが再発が少ないとも言われています。

ただ、乳房だけでなく体のどこかに転移している場合「遠隔転移」と言われますが転移が確認できる場合は手術ができないことがあります。

では、どのステージだと手術できないのでしょう。

手術のできないステージでみてみることにします。

ステージはステージ０～ステージ５まであり初期であれば手術をして癌細胞を取り除く治療が行われます。

乳癌治療の基本は手術といわれるぐらい手術という治療を行います。

ステージ３までであれば手術を基に切除の部分をどうするかという話になってきます。

全摘するのか、温存するのかということになります。

それも癌の進行によって変わってきますが手術をするという流れの中から決まります。

これを見るとステージ３までは手術をするのだと思われるかもしれませんが実はステージ３は局所進行乳癌と呼ばれるものも含まれています。

この局所進行乳癌は癌細胞が皮膚や胸の骨のあたり（胸壁）にある場合はその癌細胞を小さくするなどしないと手術ができないのです。

なので、ステージ３でも手術ができないこともあるということになります。

ステージ４は遠隔転移が多くみられるステージとなります。

遠隔転移が多くなっていると手術自体ができないことが多いということになります。

転移した先を手術しても他に転移しているので体への負担がすごくなります。

手術ができないのは転移がみられる場合と進行性の乳癌の場合は手術ができないことが多いようです。

ステージだけの話をするとステージ３から手術できない場合があるということになります。

乳癌の手術出来ない理由

乳癌で手術ができない理由は先ほども述べましたが転移があるときと進行性乳癌の場合がほとんどです。

局所進行乳癌はステージ3b、ステージ3cの状態のことでしこりの大きさや転移の有無が理由だけなく胸の骨当たり（胸壁）がしこりで硬く固定されていたりしている場合や

リンパ節や胸の骨のところの両方に転移していることが検査で確認ができると手術ができなくなります。

手術ができない理由としては

・転移が多い

・胸の壁あたりに癌のしこりが固まっている場合

・局所進行乳癌の場合

があげられます。

乳癌で手術できない場合の余命は？

乳癌で手術ができないと余命はどれぐらいなのでしょう。

ご本人、ご家族が一番気になるところではあると思います。

もし初期の段階で乳癌が見つかり手術ができれば生存率はグッとあがります。

でも手術ができない場合は転移などのリスクもあり実際の余命はわからないというのが正しいのではないでしょうか。

余命半年と言われた方でもそれよりも長く生きて見える方もいます。

医学の進歩も目覚ましいですし、30年前の乳癌の余命と今の乳癌の余命とではまた違ってきます。

余命を宣告されることはとてもつらく、心も折れてしまうことかと思います。

軽はずみにあと余命○○なんて言えません。

でももし自分が乳癌で手術ができない状態だったら余命はききたいです。

たとえ半年でも・・・

その時にできることをいろいろしたいと思うからです。

ジャーナリストの奥様が乳癌になられた時も奥様は「余命半年」をちゃんと教えてほしかったと言っていました。

その奥様は余命半年と言われて落ち込むどころかちゃんと一日一日を精一杯生きたために余命半年をはるかに超えるまで長生きをされました。

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癌の進行状態は一日一日変わっていきます。

だとしたら悔いのない自分の人生を大切にしていきたいと思います。

病は気からとはよくいいますよね。

もちろん乳癌が気だけで治るとは思いません。

だけど今ある自分の状況を正確に知って今何ができるのかを家族と一緒に話をするといいのではないかと思います。