子供の入院の付き添いでストレスが溜まって疲れたり眠れなかったりするときはどうしたらいい?

目安時間:約 6分

入院は、誰にでも起こり得る事です。

ですが入院するのが小さい子供だと、付き添いが必要なので周りの負担が大きくなってしまいがちです。

付き添いしている方がストレスで体調を崩すというのも、決して珍しい事ではありません。

子供の入院でストレスを感じてしまう時の対処の仕方をご紹介します。

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子供の入院の付き添いでストレスがたまる!

子供の入院の付き添いによるストレスの原因で考えられるものは、主に次の4つです。

●子供の病気への不安

やはり、これが1番のストレスになるでしょう。

大丈夫なんだろうか?治療は辛くないだろうか?など、様々なマイナス要素が頭を駆け巡っていては、ストレスを感じるのも当然ですよね。

●環境への不満

子供に付き添う場合、子供と同じベッドで添い寝する事になるのが殆どです。

ですが、小児病棟のベッドの多くは小さめな作りになっています。

なので、添い寝をする大人は窮屈な体勢で寝る必要があります。

ゆっくり眠れないというのは、思っている以上にストレスになるものです。

また、相部屋の場合は一緒に過ごす入院患者やその家族との相性も関係してきます。

ルールを守らない人や必要以上に干渉してきたりする人も中には居ます。

●家族の協力が得られない事への不満

家族の内の1人だけが、ずっと付き添いをしている場合もあります。

「仕事があるから。」「時間が無いから。」などの理由が他の家族にはあるとは思いますが、1人だけに任せきりにしてしまうとストレスは大変なものになります。

●経済的な不安

子供の病気を治す事が大切なのは、当然の事です。

ですが、治療法や入院期間によっては家計に大打撃を与えてしまう可能性があります。

家庭の経済状況に対して不安を感じ、それがストレスになる事もあります。

子供の入院の付き添いで疲れた時にどうすればいい?

上記のストレスを解消する為には家族や看護師などと話し合う必要がありますが、それ以外でも疲れてしまうという事はあります。

そんな時は、上手く気分転換してみましょう。

おすすめの方法をいくつか紹介します。

●子供と一緒に散歩する

子供が動いても良い状態なら、病院内を一緒に散歩してみましょう。

(外出が許可されているなら、外に出てみても良いです。)

探検気分で、子供と一緒に楽しんでみてください。

ですが、感染症の患者が入院している病棟など立ち入り禁止の場所には行かない様に注意してください。

●甘いものを食べる

人は砂糖を口にすると、快感中枢が刺激されて脳内でエンドルフィンが分泌されます。

エンドルフィンには、人の心を落ち着かせる効果があります。

食べ過ぎは良くないですが、時には甘いものを口にしてみましょう。

●コーヒーを飲む

コーヒーの香りにはリラックス効果がある、という研究結果があります。

(浅煎りと深煎りでは、深煎りの方がその効果が高い事が分かっています。)

また、コーヒーに含まれるカフェインにもリラックス効果があります。

ですが、飲み過ぎると眠れなくなったり胃腸の負担になったりするので注意しましょう。

また、妊娠中は胎児に影響を及ぼす可能性があるので飲まない様にしましょう。

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子供の入院の付き添いで眠れない時は?

人はストレスを感じると、心拍数や呼吸が速くなる・血圧が上がるなどの反応が生じ心身に大きな負荷が掛かります。

それらに合わせて脳が覚醒状態になるので、眠れなくなったり眠れても疲労感が抜けないという事が起こります。

子供の入院で不安を感じるというのを先程書きましたが、強い不安感は自律神経反応の過度な反応を誘発します。

そんな状態では眠れないのは当然なので、下記の方法を試してみましょう。

●腹式呼吸をする

ゆっくり眠る為には、活動的にさせる交感神経からリラックスさせる副交感神経に切り替える必要があります。

それの手軽な方法が腹式呼吸です。

寝る直前にベッドの上で仰向けになって、空気をゆっくり鼻から吸い込み、ゆっくり口から吐き出しましょう。

●筋弛緩トレーニングをする

疲れやストレスで筋肉が緊張して身体のこりがひどい場合は、筋弛緩トレーニングで全身をほぐしてみましょう。

先ず、仰向けになって全身の力を抜いて手を両脇に置き目を閉じましょう。

その状態のまま肩にギュっと力を入れた後、一気に力を抜きましょう。

それを2・3回繰り返してください。


如何でしたか?

入院してしまった子供の事も大事ですが、自分や家族の事も大事にしてあげましょうね。

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