赤ちゃんが下痢をしてしまったら、「何を食べさせれば良いの・・?」と思う人も多いでしょう。
この記事では、赤ちゃんが下痢の時の離乳食にスポットを当てていきます。
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昔は下痢の時は離乳食を食べさせない方が良いと言われていましたが、近年は離乳食から栄養や水分を摂取する事で体力の回復を目指すのが大切という考え方が主流です。
(食事を摂る気力さえ起きない程の体調不良なら、無理に離乳食を食べさせないでください。
母乳やミルクなどでこまめに水分補給をさせて、脱水症状にならない様にしてあげてください。)
離乳食は基本的に普段通りで良いですが、食べてくれなかったり食べにくそうにしている場合は、離乳食の硬さを調整してあげましょう。
目安は、便と同じ硬さです。
● 水様便と呼ばれる激しい下痢:湯冷まし・スープなど
●少し固形になってきた程度の水っぽい下痢:うどん・お粥・パン粥など
● 少しゆるい程度の下痢:いつもより柔らかくした普段の離乳食
また、下痢の時には避けたい食材があります。
● 冷たい物:清涼飲料水・アイスクリームなど
● 脂肪の多い物:揚げ物・肉・バター・卵など
● 繊維質の多い物:さつま芋・海草・豆など
● 糖分の多い物:ジュース・プリンなど
一向に症状が改善しない場合は、自己判断で離乳食を続けたり止めたりするのではなく、病院で診察してもらいましょう。
下痢の時におすすめな食材、林檎・バナナ・じゃが芋を使った離乳食のレシピです。
●とろとろ♪林檎煮
材料:林檎・片栗粉
①皮を剥いて芯を取り除いた林檎を擦る。
②片栗粉を水で溶く。
③鍋に擦った林檎と溶いた片栗粉と水を入れて弱火にかけ、とろみが付くまで掻き混ぜながら煮る。
●柔らか♪バナナ&人参煮
材料:バナナ・人参
①皮を剥いたバナナをラップで包み、レンジで加熱する。
②人参を柔らかくなるまで茹でて裏ごしする。
③加熱したバナナを潰してから、柔らかく煮た人参と混ぜる。
●優しい味わい♪じゃが芋スープ
材料:じゃが芋・茹で汁
①皮を剥いたじゃが芋を小さく切って、水に晒す。
②耐熱容器に水を切ったジャガイモと水を入れ、ラップをしてレンジで加熱する。
③そのまま暫く置く。
④ジャガイモを取り出してスプーンやフォークで潰す。
⑤茹で汁を加えてスープ状にする。
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離乳食の後期にあたる生後10ヶ月頃になると、赤ちゃんは固形物を食べる機会が増える上に食べる食材も増えていくので、下痢や便秘をしやすくなる事があります。
新たに食べ始めた食材が身体に合っていないのか、特定の食材を食べた時にのみ下痢をしていないか、などをチェックしましょう。
嘔吐や血便・発疹があれば食物アレルギーの場合もあるので、新しい食材を与えるときは便の変化に対して常に気を配っておくと良いですね。
ウイルスや細菌などによる病気の場合は、元気や食欲が無くなったり発熱や嘔吐を伴っている事が多いので、病院を受診する必要があります。
何が原因で下痢をしているのか、赤ちゃんの様子を見て見極める事が大切です。
因みに、暑くなり始める7月後半~8月前半頃から離乳食を始めるのは、おすすめ出来ないそうです。
暑さに慣れた8月後半頃からが、おすすめだそうです。
如何でしたか?
下痢と一言で言っても様々な原因があるので、離乳食は赤ちゃんの様子を見て適した物を与えてくださいね。
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