バリウムが出ないのは何日までなら大丈夫?出ない時は下剤を追加してもいい?

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バリウム検査ではバルリウムが完全に外に出るまで確認する必要があり、中々でない時は少々不安な気持ちになります。

バリウムが出ない日が続いても大丈夫なのか、下剤を追加しても体を壊す事はないのかなどを調べて見ました!

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バリウムが出ないのが何日までなら大丈夫?

バリウムの検査後に下剤を飲むと普通はバリウムが出てきますが、中には下剤を飲んでも水を多く飲んでも中々出ない人もいます。

バリウムは水分が少ないとすぐに固まりはじめてしまいますので、便秘気味の方は水分を多く摂るよう心がけます。

バリウムが体の中から完全に出るまでには4〜6日はかかり、2〜3日出ない場合でも大腸の中で固まってしまう人もいますので注意が必要です。

人によってバリウムが外に出る日にちは異なり何日まで大丈夫という答えはなく、いつもとは違う体の異変やお腹が苦しい場合などは自分で判断せずに医療機関で聞いてみます。

バリウムの出ない日が続いてしまうと処置する方法も変わり辛くなってしまいますので、翌々日まで出ないような場合は医療機関を受診すると安心です。
処置方法では最初は下剤を飲み出ない時には高圧浣腸や掻き出してだすようにしますが、それでも駄目な時には開腹手術が必要になる場合もあります。

いつもと比べて便の出る量が少ない場合は、お腹にバリウムが残っている場合もありますので念のため検査を受けた病院で診察を受けると安心です。

バリウムが出ないとどうなる?

バリウムが中々出ないと便秘になってお腹が痛くなる原因になり、日常生活に少々支障が出てしまいます。

普段から便秘気味の方でも、いつもとは違ったお腹の痛みや違和感があるようです。

バリウムが出ない状態で放って置いてしまうと、お腹の中で固まってしまい腸閉塞を起こす原因になってしまいます。

時間が経って固まってしまったバリウムは、通常の腸の働きでは外に出す事が出来なくなります。

普段お腹の弱い人は下剤を飲むと下痢をしてしまう為、下剤を飲まなくともバリウムを出せると思ってしまいます。

下剤を飲まずに数日過ごした結果バリウムがお腹の中で固まってしまい、腸閉塞を起こして開腹手術で取り除く事になった例もあります。

腸閉塞はわずかな人に出る症状ですが、開腹手術が必要になってしまいますので注意が必要です。

腸の中に残ってしまったバリウムが便秘の原因になり、胃腸が炎症を起こしてしまい熱が出て出血してしまう事があります。

バリウムが中々でない場合は、医療機関でレントゲンを撮ってもらいお腹の中のバリウムの状態を確認すると安心です。

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バリウムが出ない時は下剤を追加した方がいい?

バリウムの検査後は全ての方に下剤が渡され、快便の人でもバリウムを出し切るまでは早くても翌日までかかります。

下剤の効き方は人によって異なりすぐに効かなくても慌てる必要はなく、検査後に1錠か2錠飲んで夕方まで待ってもバリウムが出ない時には追加して飲みます。

バリウムは水に溶けにくく粘りがある為、飲んだバリウムが一度に体から出るのは難しく少しずつ出ていきます。

バリウムを出し切ると便の色が通常に戻りますが、翌日も便の色が白い場合でも慌てる必要はなく大丈夫です。

バリウムを出し切った後もお腹に違和感が残る人もいますが、長くても1週間ほどで通常の状態に戻る人が多いようです。

下剤には腸に刺激を与えて便を出しやすくするタイプと、腸に水分を集めて便を柔らかくして出すタイプの2種類があります。

3Aマグネシアはお腹が痛くならず、水分をたくさん摂りながら飲むとバリウムが中々でない人に効果があります。

下剤の他には便秘の時に効果を発揮してくれる硬水のミネラルウォーターやオリゴ糖、健康な人でもお腹を壊してしまう牛乳がバリウムを出す時に役に立ちます。


バリウムが出ない場合は人によって症状が異なりますので、下剤や硬水ミネラルウォーター、牛乳などを飲んでバリウムを早く外に出す事が大切です。

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