ストレスは、大人だけのものではありません。
毎日楽しそうに遊んでいると思っている子供も、ストレスを感じているかもしれません。
学校や家庭でも子供本人も気がつかないうちにストレスを感じていることもあるのです。
この記事では、ストレスによって引き起こされる腹痛について書いていきます。
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子供は、様々な理由で腹痛を起こします。
幾つか例を挙げていきます。
1番多いと言われているのが、便秘・ガス溜まりです。
腸の中に便やガスが溜まってしまい、腹部の張りと共に腹痛を引き起こすのです。
体を伸ばしたり腹部を触ったりすると痛がります。
熱や嘔吐などが無い場合は、先ず便秘・ガス溜まりを疑いましょう。
胃腸炎・感染症でも、腹痛は起こります。
お腹の風邪と呼ばれていて、発熱や倦怠感など風邪の諸症状に似た症状に下痢や嘔吐を伴うのが特徴です。
子供が2歳以上の場合は、虫垂炎(盲腸)の可能性もあります。
吐き気・嘔吐・発熱が主な症状です。
背中を丸める様にして痛がるケースが多いのが特徴です。
発見が遅れると虫垂が化膿して腹膜炎になってしまう恐れがあるので、注意しましょう。
最後は、本題の心因性の腹痛です。
反復性臍疝痛と呼ばれたりします。
登校前に起こる・寝ている時や遊んでいる時や休みの日には起こらない、などの特徴があります。
ストレスで自律神経が乱れて胃腸が過敏になる事は誰にでも起こり得る事なので、仮病などと決め付けず、話を聞く所から始めましょう。
腹痛に波がある原因で、真っ先に考えられるのは消化管の蠕動運動です。
腹痛に下痢が伴っている場合は、消化管の蠕動運動が非常に活発になっている事が多いです。
蠕動運動には波があるので、それが腹痛の波として感じられると考えられています。
先程書きましたが、ストレスで自律神経が乱れて胃腸が過敏になる事があるので、波がある腹痛の原因がストレスという可能性もあります。
他には、下記の病気が考えられます。
●胆道疝痛
右側の肋骨辺りの激しい痛み、右半身の肩甲骨・背中・上腕部の痛みが特徴です。
●腎疝痛
腎臓結石・尿管結石・腎梗塞・腎腫瘍・腎水腫など、腎臓に関連した病気が原因になる事が多いです。
●小腸閉塞(腸閉塞)
腹部の激しい痛みや張り、嘔吐などの症状を伴います。
嘔吐物は、時間経過で緑色になるなどの特徴があります。
腸閉塞(イレウス)は腸が何らかの原因で塞がれてしまう病気で、その状態が続くと腸が壊死してしまう為、早急に手術が必要になります。
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子供が「お腹が痛い。」と毎日の様に言ってきたら、「何か重大な病気・・?」と思ってしまいますよね。
ですが、仮病だったり何の問題も無い可能性もあります。
・成長の過程で体内が変化していて違和感がある
違和感を上手く表現出来ないパターンです。
・癖になっている
「お腹が痛い。」と言った時に、苦手な食べものを食べずに済んだり構ってくれたりしたのを覚えていて、味を占めているパターンです。
勿論、病気の可能性もあります。
・夜中に腹痛で目を覚ます
・痛みが長く続く
・痛がり方が尋常でない
などの場合は、早急に小児科を受診しましょう。
大した症状が無くても、定期的に検診してもらうのは重要です。
エコーやレントゲンなどを受けて、問題が無いと分かれば安心出来ます。
また、引っ越しや進級など環境の変化があった場合は、それがストレスになっている可能性があります。
話を聞いてあげる・好きな事に没頭させてあげるなど、対処してあげてください。
子供はストレスを感じていても上手く伝えられない出来ない場合があるので、周りが気付いてあげたいですね。
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