水疱瘡 跡 皮膚 科

子供の頃に良くなる水疱瘡ですが、大人でもかかる事はよく聞かれます。

特に、一度水疱瘡になったのに、大人でかなりきつい水疱瘡を体験した人も多いようです。

今回は、水疱瘡の跡を消すために出来るいくつかの解決方法をあげていきます。

子供でも、大人でも早急な対処で水疱瘡跡を残さないように正しく対応しましょう。

ぜひ参考にしてください。

水疱瘡の跡は皮膚科で治せる？

水疱瘡の跡はクレーター状に残りやすく、皮膚科や美容クリニックでの治療が必要になってきます。

では先ず、水疱瘡の場合、どのような手段で跡を残さないように出来るのかを見ていきましょう。

■出来るだけ患部を広げない

水疱が広がると、それだけ発疹が出来て跡が残る範囲が広がってしまいます。

水疱瘡を発見したら、直ぐに抗ウィルス剤を使って治療を始めましょう。

また、かゆみ止めの軟膏を使う事で患部を掻いてキズを作ってしまう事を避けられます。

子供であれば、爪を切ったり掻かないようにシッカリ見守ってあげる事が出来るでしょう。

■日焼けをしないように気を付ける

皮膚が非常に弱くなると、日焼けしてシミが出来やすくなってしまいます。

特に、日焼け止めはSPF15以上のカバー力の良いものを選ぶようにしましょう。

■水疱が潰れないようにシャワー浴はカサブタになるのを待つ

水疱があるうちは、温かいお湯でかゆさが増してしまう事があります。

全体的にカサブタになるのを待って、洗身はタオルや着替えのみに抑えましょう。

水疱瘡の跡を消す方法は？

それでも跡が残ってしまった場合、皮膚科ではどのような治療がなされるのでしょうか？

■切除手術

クレーターになった部分を切って、縫い合せる手術です。

皮膚科で診察をして、手術の日取りを決めます。

手術の後は入浴禁止で、小まめな消毒が必要となってきます。

大抵1週間後に抜糸をしてもらって患部の状態を見てもらいます。

10分ほどで終わる手術ですが、痛みを軽くするために局部麻酔がされます。

傷口は1ヶ月もすればキレイになるといわれています。

実は私も、顔に出来たクレーターの切除手術をした事があります。

傷口の回復は早かったのですが、2週間顔に絆創膏をしなければならず、会う人全てに心配されました。

■ケミカルピーリング

皮膚の再生に必要なTCA（トリクロロ酢酸）やコラーゲンを塗布して皮膚の活性化を図る治療法です。

2～4週間に一度通院して、数回～10回ほどの施術が必要とされています。

切除手術は術後が目立ってしまうのに対して、こちらは目立ちにくく少しずつ治っていくので人気が高いようです。

水疱瘡の跡を治療するときの料金は？

最後に、治療に必要な費用面での話をしていきましょう。

皮膚科やクリニックでは保険が使えない場合が多く、実費で治療が求められる場合がほとんどです。

その上で、比較的有名ないくつかの治療と費用を見ていきましょう。

①ニューダーマローラ

ロールになった器具に付いている針が皮膚を刺激して、活性化を促す治療方法です。

かなり荒療法ですが効果は高いようで、1回に4万円前後かかるようです。

②イントラセル治療

患部に針治療をして、その後ラジオ波を通す事で肌の活性化を皮脂化で行う治療方法です。

費用は20万円前後しますが、1度で治る事が多く人気です。

③ヒアルロン酸注射

患部に直接ヒアルロン酸を注入する事で、肌の活性化を図る治療方法です。

一回に1万円掛かりますが、場合によっては数回～10回以上通う必要があります。

④切除手術

上記にもあげたものですが、顔にメスを入れる事になる場合は慎重に考えましょう。

料金は1ヶ所3万円前後で、その後、抜糸に通う必要があります。

⑤ケミカルピーリング

2000円で気軽に出来ますが、何回も通う必要がある場合が多く実際には手間とお金が掛かってしまう事もあるので先ずは相談してみましょう。

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いかがでしたか？

水疱瘡が顔に特に残らないように、先ずはシッカリと水疱瘡の治療をしましょう。

それでも跡が残ってしまった場合も、さまざまな治療方法がある事を知って安心されたのではないでしょうか？

どれも安い治療ではないですが、長い目で見れば治療費も安く思えるかもしれません。

お大事にしてくださいね。