帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは、小さなころにかかった水疱瘡(みずぼうそう)のウイルスが、身体の節々に残っていて、免疫力が落ちたときに、そのウイルスが活発化して発生する病気です。
通常は、なにかピリピリする痛みを感じていたら、赤い発疹が出てきて、病院に駆け込むことが多い病気ですが、他に何か症状は出るのでしょうか。
ここから、発疹以外の症状を見ていきましょう。
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帯状疱疹(たいじょうほうしん)は、神経を伝ってウイルスが全身に回って痛みを感じるために発生します。
なので、肺の周辺にウイルスが回ってきてしまった場合に、肺の周辺が痛むことがあります。
肺そのものは、痛みを感じる部位ではありません。
肺の下にある、胸膜(きょうまく)という場所にウイルスが感染して、炎症を起こしていると考えられます。
悪化すると、肺自体の機能が低下して、息苦しさを感じることもまれではありますが、ないとは言い切れません。
帯状疱疹にかかって、胸のあたりがチクチクする、という場合には、胸膜炎(きょうまくえん)を疑ってみてはいかがでしょうか。
肺自体は痛みを感じませんが、胸膜という場所に、痛みを感じる神経が通っています。
その神経に、水疱瘡(みずぼうそう)ウイルスが感染すると、ちくちくとした痛みを感じることがあります。
その際には、熱が出たり、悪寒を感じたり、風邪のような症状も出ます。
風邪と間違えやすいので、注意が必要です。
基本的に、帯状疱疹のウイルスを退治するためには、抗ウイルス剤を飲まないといけないので、お医者様に相談して、胸の痛みについても申告してみてください。
痛みを和らげるお薬や、胸膜炎そのものに対処するお薬を処方いただけるかもしれません。
ただ、悪性のガンである場合には、発熱はともわないので、余計に注意が必要です。
かならず、お医者様に相談しましょう。
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帯状疱疹以外で、胸の痛みが出る病気は色々とあります。
その中でも代表的なものは、気胸(ききょう)です。
肺の一部に穴が開き、空気がそこから漏れ出し、肺を圧迫して痛みが生じます。
特に、男性に多いそうで、検査をすれば、すぐにわかるといわれています。
レントゲン検査をしてもらえば、一発で分かるので、もし、発疹などは出ずに、胸の痛みを感じた場合には、レントゲン設備の整った呼吸器科を受診することをお勧めします。
胸だけでなく、わき腹から背中にかけて痛みが出る病気もあります。
それは、「肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)と呼ばれています。
あばら骨、つまり肋骨ですよね。
そこの間にある神経が圧迫されることで、痛みが生じます。
原因は様々で、原因不明なことも多いのですが、しばらくして治るようでしたら、単に、仕事のストレスや疲れがたまっている、ということも考えられます。
胸の痛みを感じたら、色々な病気を疑って、病気によっては、今の生活を見直さなければならないという身体からのサインなのかもしれません。
帯状疱疹で胸がチクチク痛む。
これは、まれではありますが、帯状疱疹に付随する病気の可能性もあります。
また、帯状疱疹ではなくても、他の病気かもしれません。
まずは、レントゲン設備の整った呼吸器科を受診することをお勧めします。
レントゲン検査でだいたい病気の診断は尽きますよ。
なんにせよ、免疫力が低下しているときに起きる病気ですので、今の生活を見直し、ストレスや疲れを取るべき、休養を取るべき、という身体からの大切なサインだと考えることができます
放置せずに、早めにレントゲン設備の整った呼吸器科を受診することをお勧めします。
病院を受診しないと、重病に気づかず放置し、悪化してしまうこともありますので、必ず病院を受診して、お医者様の診断を仰ぐようにしましょう。
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