ヘルパンギーナの看病で仕事休むのは何日ぐらいまで?

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0歳から5歳の子供が掛かりやすい夏風邪に ‟ヘルパンギーナ” と呼ばれる風邪があります。

38℃以上の高熱を出す事があるため、看病する親は心配で仕方がなくなりますね。

さらに、ヘルパンギーナの特徴として口の中にいくつもの水泡が出来るため食欲が減り、数日食べる事が出来ない我が子を見るのはつらいものです。

では、子供がヘルパンギーナにかかってしまった場合に看病に役立ついくつかのアドバイスを見ていきましょう。

特に、仕事を持っている人は看病にあたりどのように対応するべきか順番に見ていきます。

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ヘルパンギーナの看病で仕事休むのは何日ぐらいまで?

①症状の流れ

ヘルパンギーナは夏の初期~秋にかけて流行しやすい風邪で2~4日の潜伏期間後、発熱・倦怠感・関節の痛み・食欲不振・嘔吐などの症状が伴います。

ピークで38℃~40℃の急な発熱が出て強い喉の痛みがあるため、看病は医師の指導を仰いで努める必要があります。

類似した風邪に手足口病がありますが、身体に症状が出るのに対して、ヘルパンギーナの特徴は咽頭や上顎のみに1㎜から5㎜ほどの水泡や赤い湿疹が出来痛みを伴います。

②回復期

高熱が3~5日出てピークが過ぎると、回復期に入ります。

ヘルパンギーナは症状を緩和する抗生物質が出される場合はあってもウィルス自体を撃沈する薬がないため、一旦かかると回復を待ち療養するしかありません。

通常は1週間ほどで口の中の水泡が良くなり、ウィルスの力も弱くなるので食欲も出てきます。

また、幼稚園やプールなど子供たちが多い場所に行くのは、2次感染を防ぐため十分に回復するまで控えた方が良いでしょう。

③食事

ヘルパンギーナは食欲不振と高熱があるため、特に水分補給に努めます。

食べられる時に少しずつ水分を中心に食事を与えるようにしましょう。

口の中にある水泡が潰れてしみる事もあるため以下のようなものを与えます。

・イオン水飲料
・麦茶
・白湯
・おかゆや雑炊(熱すぎないように注意!)
・プリン
・アイス
・スープ(熱すぎないように注意!)

ただし、塩分やオレンジジュースなど柑橘系のものはしみてしまうので避けます。

少し食べられるようになって来たら、ビタミンA,B,Cを多く含んだ食べやすく柔らかい食事を与えて、体力をつけるようにしましょう。

④注意点・予防

早くて2~3日で元気になってくる子供も多いですが、2次感染を考えて子供の多い所に行くのは少なくとも1週間ほど置いてからをお勧めします。

仕事を持っている親御さんは仕事に支障を出したくない事と思いますが、看病してくれる大人を探すか医師の指示を仰いで出勤日を判断しましょう。

また、看病している間に大人でも感染してしまいます。

以下の点に気を付けて2次感染を防ぎましょう。

・除菌効果のある石鹸で30秒以上流水し手を洗う

・マスクの着用

・疲れないように十分睡眠を取る

・うんちなど汚物の処理は出来るだけ手袋を着用する

・赤ちゃんのよだれには使い捨てのワイプを使う

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⑤どのくらい仕事を休むべきか

先ず、子供に一番効くのは愛情ですから、ピークの時期には事情を言って休ませてもらう必要があります。

また、看病していて移ってしまう事もあり得ますから、症状が出ている場合や診断が出た場合は会社の上司にすぐ報告して休ませてもらうようにしましょう。

ヘルパンギーナは感染病ですが、インフルエンザと異なり、出勤や外出は自己診断に任される場合もあります。

以下の点を伝えて正しい判断をしましょう。

・どんな症状が出ているか?

・病名や医師の診断は?

・どのくらい休む必要があると言われたか?

早めに休養するなら症状は軽く済む事が多いです。


特に、仕事を持っている人は何かと気になる事も多いでしょうが、予防と看病に専念して十分に休養を取るようにしましょう。

ヘルパンギーナは予後が良好であると報告されていますから、ピークの2、3日だけは外出を我慢しましょう。

また、万が一あなたにヘルパンギーナの症状が出たら、すぐに休養して一日でも早く回復出来るように努めましょう!

子供によっては重症化してしまうケースもある事も覚えておかなければなりません。

早く良くなるようにお大事にしてくださいね!

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