ヘルパンギーナで仕事を休む時と仕事復帰はどうすればいい?

目安時間:約 6分

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0歳児から5歳児を中心に夏初期に流行り始める‟ヘルパンギーナ”

子供の看病をしていたら本人が感染してしまったというケースもあるようです。

ヘルパンギーナは、くしゃみや子供のおむつ替え後などにウィルスが大人にも感染します。

季節性のインフルエンザと異なり、出勤停止などの対象にはならない事が多く、出勤出来るかどうかは個人の判断に任される場合が少なくありません。

では、仕事を持っている方がヘルパンギーナにかかってしまった場合、どのくらい仕事を休む必要があるのでしょうか?

大人がかかるヘルパンギーナの症状と回復を知って、元気な仕事復帰に役立ててください。

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ヘルパンギーナになってしまったら仕事はどうする?

大人の場合、子供がかかるヘルパンギーナより関節の痛みや口の中の痛みが重症化する事があります。

以下のような症状が出ます。

・最初は発熱が見られず、のどの痛みが数日続いてから突然39℃以上の高熱が出る

・水やつばも飲み込めないほど、のどが痛くなり違和感が続く

・のどの奥に水泡や赤い発疹が出る

・腕や足の関節が痛くなる

・下痢が続く

症状が軽くても、食欲不振や発熱はもちろん仕事に支障を来してしまいますから、出勤は控える判断が正しいと言えます。

ウィルスが完全に体内から消えるには少なくても1週間、長くて1ヶ月ほどかかると言われています。

出勤出来ても、マスクの着用や手洗いの励行に十分に気を付けましょう。

また、無理して出勤して症状が長引く事にもなりかねませんので、一旦診断が出たら熱が下がり、食事が普通に食べられるようになるまでは

仕事を休んで自宅でしっかりと療養しましょう。

ヘルパンギーナで仕事を休むには?

ヘルパンギーナにかかったと医師の診断が出た場合、会社の規定に従って必要に応じて届けを出す必要があります。

先ずは電話で以下の点を伝えて指示を仰ぎましょう。

・現在の症状(熱の有無や水泡などの症状)

・医師の診断(病名や潜伏期間など)

・医師の指導(どのくらい休む必要があるかなど)

・会社の対応(診断書の提出の必要など)

・迷惑をかける事になる詫び

症状を隠して出勤してしまうと仕事に手が付かず、結局は周りに支障が出てしまいます。

一旦診断されたら回復に集中しましょう。

大人がかかるパターンは体力の消耗や免疫力の低下が原因しています。

関節痛なども症状の一つとして挙げられていますから、温めたり休めたりして身体を十分に休ませることが大事です。

さらに、ウィルスが飛沫感染や接触感染を介して2次感染を招く恐れもあります。

職場復帰をした後は、ドアノブやトイレなど共同で使う場所には十分注意が必要です。

また、職場に子供がいる人や、妊娠している人がいる場合は移さないように十分に気を付けましょう。

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ヘルパンギーナのあとの仕事復帰はいつから?

大人がヘルパンギーナにかかった場合は以下のような段階で回復していきます。

①水泡や発熱が見られる

ピークの症状が2~4日続きます

重症化する場合は脱水症状を避けるために点滴が施されます

②関節の痛みが続く

症状の大小は人それぞれで、重症の人は指先に炎症が出て物を握れなくなるほど

③熱が下がり、口内炎や水泡が治り始める

水も通さないほど、のどの奥が痛くなっていましたが、この段階でようやく回復に向かいます

④食べられるようになる

ゼリーやおかゆなどのど越しの良い柔らかい食べ物を食べられるようになります

⑤体力がついてくる

食事が出来るようになります

⑥下痢が治まる

ウィルスの除去するため身体が下痢などの症状を出す事があります

ウィルスを出し切る事は大事ですから、下痢止めの使用は医師の指示を仰ぎましょう

⑦関節痛が治まる

関節痛が残る事が多くあるようですが、これも次第に治っていきます

ヘルパンギーナの症状は、人によりますが通常長くても1週間すると症状が軽くなってきます。

仕事を休み続けていると復帰が気になるところですが、大人がこれにかかると重症化する事や周りの人に2次感染を招く事を覚えておきましょう。


子供のかかる病気と言われてはいても、大人が警戒しなければならない理由は明らかです。

最後に、ヘルパンギーナは免疫力が落ちた時にかかりやすく重症化しやすい病気であると言われています。

普段の生活を観察して、疲れてきたなとか最近寝不足だなと気が付いた時には積極的に身体を休めて大きな病気に負けないようにしましょう。

また、生活リズムを整えて免疫力を高める事で病気にかかっても回復が早くなるように心掛けていきましょう!

お大事にしてください。

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