女性に多いと言われている膀胱炎。
「下腹部痛が長引いているけどどうすればいいの?」
と不安になっている方も多いのではないでしょうか。
膀胱炎の原因や、どのくらいの期間で快方に向かうのかなどをまとめました。
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膀胱炎は大腸菌や黄色ブドウ球菌などの細菌が膀胱で繁殖し、炎症を起こすことによって引き起こされます。
主な症状は、排尿痛、下腹部の痛み、頻尿、残尿感などが挙げられます。
膀胱炎は急性と慢性の2つに大きく分けられます。
多いのは急性膀胱炎ですが、半年の間に何度も膀胱炎の症状がみられる場合には、細菌が膀胱に住み着いてしまっている慢性の膀胱炎になっているかもしれません。
急性膀胱炎であっても症状が悪化すると、尿の濁り、血尿、悪寒、発熱、腰痛などが伴ってきて、最悪腎盂腎炎などを引き起こすこともあります。
腎盂腎炎は膀胱炎によって繁殖した細菌が、尿管を遡って腎臓や腎盂に達し炎症を起こしてしまう尿路感染症の一つです。
腎盂腎炎は腎臓にダメージを与え、最悪の場合腎不全を引き起こしてしまうこともあります。
たかが膀胱炎、されど膀胱炎。
病院に行っても膀胱炎が改善されず、下腹部痛が続くという場合は再受診し、自然にまかせていても全然良くなる気配がないという場合は早めに病院を受診しましょう。
急性膀胱炎は水を多めに飲んで排尿を促し、下腹部を温めるなどしていると2週間ほどで自然と治ることもあるそうです。
急性膀胱炎にかかり、病院にいって薬をもらって治療する場合には、3~7日程度薬を飲んで様子を見ます。
病院では原因となる菌に見合った抗菌薬を処方してもらえます。
大抵は、薬を飲み切る頃には快方に向かうことが多いですが、それでも改善しない場合には、耐性化していたり、菌に対してその薬があっていないということも考えられるので、
お医者さんに相談した上で薬や治療法を変更する必要があります。
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そもそも、膀胱炎の原因となる生活習慣は、トイレを我慢する、尿道口が不衛生な状態にさらされるというものがあります。
トイレを我慢することによって、細菌が膀胱の中に長時間居座ることになってしまい、増殖してしまうというのです。
水を多めに飲んで尿をたくさん出すようにして細菌が膀胱にとどまる時間を短くするなどの対策をとると良いでしょう。
それ以外に考えられる原因は尿道口が不衛生な状態にさらされることが挙げられます。
特に女性は尿道口と肛門が近く、排便の際に尿道口に細菌が付着しやすく、膀胱炎にかかりやすいと言われています。
排便の際に、後ろから前に向かって拭く、不衛生なをウォシュレットを使うなどが原因になることがあります。
また、免疫力が低下しているときに膀胱炎はかかりやすいと言われています。
体が健康なときは膀胱に細菌が入っても何のことないのですが、免疫力が落ちていると、細菌と闘うことができず、繁殖して炎症に繋がってしまうのです。
ゆっくりと休息をとる、ストレス発散をこまめに行う、食事に気を配るなどして、免疫力を高めるようにしたいものです。
通常は自然治癒する膀胱炎も、長引くと怖い病気に繋がることがあるということが分かりました。
デリケートな場所の病気のため職場の人に言いにくく、女性に多くみられる病気であることから軽く考えて、そのままにしてしまいがちですが、早めに対処しておきたいですね。
体の不調を見逃さず早めに病院に行き、免疫力を高めるように生活を心掛けましょう。
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