帯状疱疹に妊婦がなったときの治療で飲み薬や塗り薬の影響はあるの?

目安時間:約 4分

taijyo15

妊娠しているときに心配なのは、さまざまな病気にかかってしまったとき。

薬も内服してもいいのか、色々と悩みますよね。

特に、帯状疱疹にかかってしまったときはどうすればいいのでしょうか。

今回は、妊婦さんで帯状疱疹になってしまったとき、どうすればいいのかをご説明してまいりましょう。

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帯状疱疹に妊婦がなったときの治療はどうすればいい?

帯状疱疹とは、水疱瘡の原因となるウイルスが悪さをする病気で、免疫力が低下したときによく発症すると言われていますが、

妊婦さんは胎児を育てるために免疫力が低下している状態であると一般的には言われています。

したがって、過去に水疱瘡にかかったことのある妊婦さんは、このとき帯状疱疹にかかりやすくなっていると言えるでしょう。

ここで心配なのは、胎児への影響ですね。

結論から申しますと、胎児への影響は0に近く、帯状疱疹にかかったとしても、たくさんの方が元気な赤ちゃんを出産しているという報告があります。

もし帯状疱疹にかかってしまったときは、すぐに医師の診察を受けましょう。

治療法ですが、薬剤事情、妊娠の時期、病気の性質の3点から医師とよく相談の上、決定していくことが望ましいでしょう。

それでは主な治療法として、飲み薬と塗り薬について、順番に説明してまいりましょう。

帯状疱疹に妊婦がなったときに飲み薬はいいの?

飲み薬についてですが、抗ウイルス薬や鎮痛剤を服用することはあまりおすすめしません。

ごくまれにですが、奇形児が産まれる可能性も少なからずあります。

しかしながら、帯状疱疹の症状が重篤な場合は、内服薬を処方されることもあります。

このときは、バルトレックス500やクロベート錠200といった抗ウイルス薬が処方されることが多いでしょう。

ただ、長期的にこの薬を服用することはあまりよくありませんので、1週間前後で飲み切るように心掛けたいですね。

また、まれに副作用として、下痢や吐き気、腹痛や頭痛などの症状も見られることがあります。

危険性の高い薬剤はないと言われてはいますが、必ず専門的な医師と十分な相談の上、服用するようにしてください。

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帯状疱疹に妊婦がなった時の塗り薬の影響は?

続きまして、塗り薬での治療についてですが、妊婦さんにはこちらの治療法が一般的だと言われています。

具体的に言うと、ゾラビックス、アクチビア軟膏などで治療を進めていくことになるでしょう。

内服薬に比べて塗り薬は安価で、胎児への影響もありませんので、安心して使用できますね。


いかがでしたか?

治療をすることが一番大切ですが、帯状疱疹中は、痛みを和らげて快適な妊娠生活を送ることも大切ですよね。

入浴して身体をあたためて痛みを緩和する方法もあります。

医師に相談しながら色んな工夫をして痛みを和らげ、元気な赤ちゃんを産めるよう頑張ってくださいね!

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